冬におすすめのイタリアンドルチェ!ローマ周辺で楽しめる絶品スイーツ10選

冬におすすめのイタリアンドルチェ!ローマ周辺で楽しめる絶品スイーツ8選 ドルチェ

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チャオ、えりか です!

イタリアのドルチェ(甘いもの)が好きな方〜?

実は、筆者は移住当初あまりイタリアのドルチェが好きではなかったのですが、
今は、何かに目覚めたように大好きになりました。

おそらく、日本の甘さとイタリアの甘さ、種類も度合いも違うため、初めはあまり「おいしい」と感じなかったのかと自己分析をしています。

今回は、冬の時期にローマとその周辺で見つけられる「冬の甘いもの、冬のイタリアンドルチェ」についてご紹介します!




この記事はこんな人におすすめです
  • スイーツ好きな人
  • イタリア文化に興味がある人
  • 冬にイタリア旅行を計画中の人




\クリスマスに関係ある記事も色々読んでみてね〜♪/



クリスマス時期といえば!

冬におすすめのイタリアンドルチェ!ローマ周辺で楽しめる絶品スイーツ8選

11月後半からクリスマスが終わる頃までに食べておきたい、クリスマススイーツ。

この時期、スーパーに山積みにされたドルチェたち。

クリスマスの時期にイタリアにいるのであれば、絶対に欠かせないものばかりです。

パネットーネ (Panettone)


                                              引用:non sprecare.it

パネットーネ(Panettone)はこの時期の代表的ドルチェです。

一般的なパネットーネは、甘いパンのようなケーキのようなものなので、中にレーズン(uvetta)や、小さくカットされた砂糖漬けのドライフルーツ(キャンディーティ 伊:canditi)が入っています。

最近では、ピスタチオクリームでコーティングされ中にもたっぷりとクリームを入れたものや、
チョコレートがたっぷりものもなど様々な種類も出てきています。



スーパーで買えるお手頃のものは、大体5ユーロ〜15ユーロほどが相場です。


パステッチェリアと呼ばれるケーキ屋さんのものや、ちょといいブランドのものだと30ユーロほど、またそれ以上する場合がほとんどです。

1kgぐらいの大きさが主流ですが、これを切り分けてみんなで食べ、なくなれば次、次とこのクリスマスの時期は何度か買い足す家庭も少なくありません。


筆者宅は旦那くんの実家とも近いため、一緒に一つ買って分けて食べ、またそれがなくなれば次、というようにクリスマス時期には少なくても5個ぐらいは購入してます。

それほど、イタリア人は大好きなのです。


\イタリアで食べているパネットーネ、日本でも食べられます/






パンドーロ(Pandoro)

引用元goodblog.it

パンドーロ 冬におすすめのイタリアンドルチェ!ローマ周辺で楽しめる絶品スイーツ8選

パンドーロは、前項パネットーネに次ぐ、ザ・定番クリスマスドルチェの一つです。

パンドーロは、パネットーネに比べて少し、甘めでドライフルーツなどが入っていないのが特徴です。
食べる前に、粉砂糖を全体にまぶして食べます。

日本人の筆者の感想ですが、パンドーロはパネットーネに比べ癖がなく食べやすいかと思います。
あのドライフルーツなどの独特な香りがなく、どちらかと言えばバター風味の甘いもの、という印象です。


この時期、家庭内でも「パネットーネ派」と「パンドーロ派」での派閥争いが勃発します。
少数派は不利で、またお買い物に行くことの多い人の好みにも左右されるので、
食べたい方をしっかりと知ってもらうことが大事です。

ちなみに、筆者は自分はもしや「パンドーロ派」ではという気持ちが芽生えてきました。笑


\パンドーロも日本で食べられます!/






トッーネ (Torrone)

トッローネ 冬におすすめのイタリアンドルチェ!ローマ周辺で楽しめる絶品スイーツ8選


トッローネもクリスマスの時期によく食べられうお菓子の一つです。
茶色のものと、白いもの、の主に2種類があります。
蜂蜜や卵白、ナッツ形でつくられるこのドルチェは、とても甘い

最近では、様々なバリエーションが販売されていて、オレンジピールなどの柑橘系の風味を足したものや、周りをチョコレートでディップ、コーティングしたものなどもあります。

また、柔らかめのバージョン、と硬いバージョンもあり、自分や家族の好みに合わせて楽しみます。



トッロンチーニ(Torroncini)

冬におすすめのイタリアンドルチェ!ローマ周辺で楽しめる絶品スイーツ8選

トッロンチーニとは、トッローニより小さなサイズで作られたもので、小分けに包装されています。
大きなトッローニに比べ、一口サイズのものは食べやすく、テーブルの上に置いておき、小腹が空いた時などに食べたりします。


\あまり日本では見かけないですが、購入できるものもあるのでご興味があればお試しあれ〜♪/



パン・ジャーロ (Pangiallo)

                                         引用元:ricetta sprinto.ti


ローマ帝国時が起源とされるパンジャーロ(Pangiallo)。
冬至の宴に太陽が戻ってきたことを祝って、「黄金のドルチェ」が配られていたそうです。
これが、パンジャーロ(Pangiallo) =黄色いパン です。

時代の変化や文化交流の中で変化は遂げているにしろ、こんなに昔の文化が今でも残っていることに驚きです。

材料は、ドライフルーツ、ナッツ、蜂蜜などです。
こちらは、大変どっしりしていて、食べ応え満載です。


パン・フォルテ(Panforte)

トスカーナ地方のお菓子ですが、このローマ周辺でもよく見かけるお菓子の一つです。

起源はシエナのメディチ家が薬剤師に、メロン、杉の実、オレンジピール、アーモンドを使ったものを作るように依頼しました。
それらの材料は当時とても高価で、貴族や聖職者しか手に入れることが難しく、それを富の象徴ともしたほどです。
その後、1879年にマルゲリータ女王がシエナを訪れた際に、作り方に手が少し加えられました。
それが、今日のパンフォルテの形です。

2013年、シエナのパンフォルテは、IGPを取得しました。



IGPとは?

IGPとは “Indicazione geografica protetta “(保護指定地域表示)のことで、
EUの審査によって定めらる、ある地域(州などの広い地域)の名産物などを保護するために「この地域のオリジナルの商品ですよ」という称号です。
低価格で販売されている、他の「っぽい」商品から守るために厳しい基準に達した商品だけがつけられる称号です。

イタリアGIPとは
IGPのマーク


DOP “Denominazione di Origine Protetta” (保護原産地呼称)というものもありますが、こちらはIGPに比べ、該当の地域がもっと狭い村や町などに与えられる称号です。

イタリア DOPとは
DOPのマーク


スツルッフォリ(Struffoli)(ナポリ)

                                                   引用元:cookist.it

ナポリのお菓子ですが、ここローマでもちらほら目にするので、ご紹介しておきます。
1cmほどの丸ーいお菓子で、砂糖漬けされたフルーツや、カラフルなトッピングシューがなどで彩ります。
こちらも小麦、砂糖、バターなどで作ったペーストをラードで揚げるというシンプルなレシピですが、このカラフルさがクリスマス気分をさらに盛り上げてくれます。







カーニバルの定番ドルチェとは?

カーニバル 冬におすすめのイタリアンドルチェ!ローマ周辺で楽しめる絶品スイーツ8選

イタリアのヴェネツィアでは、毎年2月から3月にかけて、カーニバルが行われます。

とても有名で、この時期のヴェネチアにはたくさんの観光客が世界中から訪れ、大いに賑わいます。

それにちなんで、イタリアの各地では子供たちがコスチュームを着て仮装を楽みます。
(これが、とっても可愛いんです!)

そして、大人にも楽しめるお菓子がこの時期もしっかり登場します!

フラッペ (frappe)/ キアッキエレ(Chiacchiere)

カーニバル 冬におすすめのイタリアンドルチェ!ローマ周辺で楽しめる絶品スイーツ8選
両端:キアッキエレ 真ん中:カスタニョーレ



地域によって呼び方が変わりますが、キアッキエレ(chiacchiere)というお菓子が有名です。
筆者の周辺(ローマ郊外)では、フラッペ(frappe)と呼ばれており、他の地域ではクロストリ(crostoli)と呼ばれているこのお菓子。

この時期、スーパーでも、パン屋さんでも大体甘いもが売れているお店ではよく見かけます。

小麦粉、バター、卵、砂糖、リキュールで作られたペーストを、油で揚げて最後に粉砂糖を振りかけてあとてもシンプルなお菓子です。
パリパリに揚がったこのお菓子あ、子供からも大人からも大人気です!


カスタニョーレ(Castagnole)

カスタニョーレも大人気のカーニバルのお菓子です。

簡単に言うと、揚げドーナツのようなものです。
こちらも18世紀のレシピが見つかっているなど、とても昔からある伝統菓子です。
各地域によってそれぞれのレシピがあり、地域ごとに少し異なるカスタニョーレを楽しむことができます。
卵、バター、砂糖、小麦粉で作られた生地をこれまた油で揚げます。

砂糖をまぶしたり、蜂蜜でコーティングしたり、地域によっては中にクリームを入れるところなどもあります。

サイズも一口サイズのものが多く、ちょこっとつまみ食いにGOODです。


その他の美味しい冬ドルチェ

ビニェ(Bignè)

ビニエ 冬におすすめのイタリアンドルチェ!ローマ周辺で楽しめる絶品スイーツ8選
ビニエ 冬におすすめのイタリアンドルチェ!ローマ周辺で楽しめる絶品スイーツ8選

こちらはフランスのお菓子ですが、ここイタリアでは3月19日のサン・ジュセッペ(聖ヨセフ)の日にちなんだお菓子です。

最近では、クリスマスが明けるた1月半ばあたりからビニエが至る所で出回ります。
カーニバルのお菓子と、このビニエは大体同じ時期に出回り、イタリア人の心を潤します。

ビニエはシュークリームのようなもので、皮が油で挙げられ、中にカクリーム入っているお菓子です。

最近では、オーブンで焼かれた皮も多く出回っており、ちょっとでもカロリーを抑えてい人にもありがたいバージョンもあります。

ちなみに、筆者はこのお菓子の大ファンです!


ナッツ系

冬のイタリアでは、ナッツ系のお菓子ばかりが出回ります。
様々なお菓子にナッツが使われており、ナッツ好きにはたまらない時期です。

チョコレート系

チョコレート系もやはり冬は多いですね。
日本でもたくさんのチョコレート系の商品が出回りますが、ここイタリアでも同じです。
夏にはほとんど生産されないチョコレートですが、冬には新作なども出回り、寒い冬には欠かせないものです。




ちなみに、下記全て筆者のお気に入りです。
この2つ目のチョコレートクリームは、かなりおすすめです!
Nutella(ヌテラ)より、我が家では購入率高いです!


\筆者おすすめの定番イタリアのチョコレート系ドルチェ/


季節・地域によって変わるおすすめドルチェ

イタリアでは季節によって出回るドルチェが変わってくるということも楽しみの一つです。
今回は、筆者が住んでいるローマ周辺で楽しめるおすすめをご紹介しましたが、
地域によって紹介したものと異なった独自の作り方があったり、その地域だけ食べられるドルチェがあったりと、それぞれの場所で変わったドルチェが食べられます。

ぜひ、色々な場所を訪れ、色々なものを食べてみたいものですね!


Youtubeもぜひ!

日頃のイタリアでも様子や、出かけた際の様子などをかなりマイペースにですがアップしています。
よろしければこちらもぜひご覧いただけると嬉しいです!



地球の歩き方でも執筆中です!





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