チャオ!クリスマス時期にバタつくイタリアに住んでいる えりか です!
早速ですが、今回はクリスマスには欠かせないもの、象徴的な存在でもある「クリスマスツリー」についてのお話です。
日本では、クリスマスが近づけば物置から取り出して飾って、クリスマスが終わればすぐに片付けるというように
特に決まった日があるわけではありません。
しかし、本場イタリアではクリスマスツリーはある特定の日に装飾され、片付けられます。
「クリスマス時期は実際いつなのか、ツリーはいつ出していつ片付ける?イタリア人のクリスマスのデコレーションこだわりなど」について紹介します。
クリスマスツリーはいつからいつまで?
12月8日の祝日「無原罪のお宿りの日」(伊:Immacolata Concezione)から翌年の1月6日の「公現祭 (ベファーナの日)」(伊:Befana)までがクリスマスシーズンとされており、その期間にクリスマスツリーを飾り楽しむのが一般的です。
イルミネーションなどは上記の期間がの前後に設置されることもありますが、
宗教的にクリスマスシーズンとは12月8日から翌年1月6日とされています。
イタリア家庭のクリスマスツリー
イタリア家庭でのクリスマスツリーとはどんな感じななのかをご紹介します。
大小ありますが、日本の一般家庭に比べて大きめのツリーを飾ることが多いです。
また、デコレーションはかわいい感じのものは、おしゃれなもの、カラフル、単色など好みによって変わります。
では、詳しくみていきましょう。
本気のクリスマスツリー
家の大きさやどれほどクリスマスに重点を置いているかにもよりますが、
イタリア家庭の日本家庭のクリスマスツリーに比べて、大きいのが特徴の一つです。
我が家でも1.8mのツリーで旦那くんの実家は2.0m、義兄の家のツリーも2.5mという迫力です。
日本では60cmほどの小さなツリーを飾っていた筆者にとっては「巨大」という印象するもつほどです。
その分、存在感は満載でクリスマスをより実感することができちゃいます。
オーナメントへのこだわり
ツリーに飾る、オーナメントからも本気度が感じられます。
「ゴールド& レッド」の色味の年もあれば、「シルバー & ブルー」の色味の年など
毎年少し異なったアレンジをするのも一つの楽しみです。
また、変わり種のオーナメントを少しずつ買い足し満足度 & オリジナリティの高いクリスマスツリーを仕上げます。
陶器のものやガラス製のオーナメントなど繊細な素材のものもたくさん販売されておりとてもエレガントで魅力的です。
「いつかこんなオーメントを」と思っていても「すぐに壊してしまいそう」という不安なからなかなか手が出せずにいる筆者。(子供がいるわけでもないのですが、子供のようによく物を落とす旦那くんが心配の種なのです。。)
そして、オーナメントの数も多めです。
少し隙間があれば、「ここさみしいね」とどんどん足されていきます。
日本人の筆者にすれば、”もう十分では?”と思うほどのオーナメントをこれでもかと言わんばかりに散りばめるもの、日本とは異なるポイントです。
家中の小物がクリスマスバージョンに
クリスマスツリー以外にも、ドアの前に飾るリーフや、バルコニーなどのライトアップ、テーブルクロスや、キッチンクロスなど家中の小物をクリスマス柄へ変更するなど全てだいたいがこの12月8日からスタートします。
(家中真っ赤です。笑)
1年の中でもイタリア全体が綺麗にライトアップされ、歩いているだけでもワクワクが止まりません。
準備に追われたり食事の用意をしたりとバタバタする12月、
ここでも走るように過ぎ去る「師走(しわす)=12月」は同じのようです。
季節感を楽しもう
全力で季節感を楽しむイタリア人を見ているとほっこりしてします。
「冷めた」感じではなくみんながノリノリで楽しんでいる様子がとても素晴らしいです。
面倒だと思ってしまいがちな家の小物のアレンジも、飾って見ると「今年もこの時期がきた」というようにみんなどこか嬉しい、そんなイベントの一つです。
楽しいクリスマスをすごしましょう!
筆者のクリスマスツリー設置の様子はこちら
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