【ローマ観光】初心者さん必見!もっと楽しく!「パンテオン」を見学するための5つポイントとその歴史!

パンテオン 穴 観光スポット


イタリアの観光名所の一つ、パンテオン。

前を通るとこのオーラに立ち止まって見ずにはいられないほどの美しさと存在感です。


実際、どのような場所でどのような歴史があるのか、またその見どころについてご紹介してきます。


ただいるよりも、少しでも知識を持ってみるのではかなり楽しさが変わって来るので是非
じっくり読んでいただけると嬉しいです。


パンテオン基本情報

パンテオンが建てられた理由

全ての神に敬意を示すため。

『Pantheon』:ギリシャ語で”全ての神々”という意味です。

いつ誰が建てたのか

初代のパンテオン

紀元前25-27世紀ごろ建立
マルクス・アグリッパ(Marco Agrippa) にて
 (初代ローマ皇帝アウグストゥスの側近)

↓アグリッパ

アグリッパ パンテオン

出典元:Wikipedia


その後初代は、火事により崩壊してしまいます。

現在のパンテオン

2世紀ごろ再建
14代ローマ皇帝ハドリアヌスにて

↓ハドリヌアス

ハドリヌアス

出典元:wikipedia


パンテオンの歴史

もともとは、全ての神のために作られた万神殿でした。

その後、古代ローマの時代にはすでにキリスト教信者により利用されていたとされますが、

7世紀ごろには正式にS.Maria di Martyesという名で呼ばれ教会として使用されていました。

現在も多くの観光客で賑わうものの、ミサなども行われる神聖な教会です。

パンテオンの見どころや特徴

ローマパンテオンの図

パッと目に入っただけでも、すぐに何か特別なものだとわかるパンテオン。
かなり大きいのも特徴の一つです。

それもそのはず、床から一番高い天井まではやく43メートルもあるので驚きです。

そのほかにも、せっかく見るなら押さえておきたいポイントと豆知識をご案内します!

その1:示された敬意

イタリアローマ観光スポット『パンテオン』

まず、正面から見たときに目に入るこの文字に注目です。
これは、再建を試みた際に初代の建築家であるアグリッパに敬意を示して書かれたものです。

“M. AGRIPPA L. F. COS TERTIUM FECIT”と書かれており、

“ルキウスの息子マルクス・アグリッパが、3度目のコンスル(=政務官)の際に建造”
という意味です。

歴史のつながりを感じられ、少しジーンとくるのは、私だけ?でしょうか。

その2: はるばる来た支柱と玄関廊

パンテオン ローマ


特徴の一つでもあるある、玄関廊。
エジプトから持って来た16本の支柱に支えられた玄関廊は要チェックです。
高さは14メートルもあり、そこだけ見てもかなりの存在感です。

支柱は、古代ギリシャ建築の様式のひとつである
「コリント式(Ordine Cornezio)というスタイルで、溝が掘られた柱身と柱のてっぺんのアカンサスという植物の装飾が施されているのが特徴です。



この玄関廊にあったブロンズ(銅)の一部を使い、ベルニーニはサン・ピエトロ大聖堂の真ん中に置かれている”司教席”(バルダキーノ(Baldacchino))を作ったと言われています。

サン・ピエトロ大聖堂の玉座
サン・ピエトロ大聖堂にある司教席


その3:ブロンズ製の扉

イタリアローマ観光スポット『パンテオン』


建物に入る前に開かれている大きな扉。
この銅製の扉は、ローマ時代のオリジナルのままだ言われており、
かなりの歴史です。




その4:天井の穴

イタリアローマ観光スポット『パンテオン』


直径約9メートルの大きな天井の穴。

“Oculus”(オクルス)(ラテン語で”目”という意味)と呼ばれており、
ここからのみ光を室内に取り入れることができます。

天井は吹き抜けになっているため、雨なども入るので滑らないように注意してください。
(ロープなどで水浸しのところは踏めないように対応されていることが多いですが)



その5:ラファエッロたちの有名人が眠る場所

ルネサンス時代に活躍した芸術家ラファエッロを始め、

音楽家のアルカンジェロ・コレッリ(Arcangelo Corelli)

イタリア王家ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世(Vittorio Emanuele Ⅱ)

ウンベルト・プリモ(Umberto Ⅰ)マリゲリータ女王など

イタリアの歴史に欠かせない多くの人がここに眠っています。


パンテオン(ローマ)ラファエッロの墓
ラファエッロの墓
パンテオン見どころ(ローマ)ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世の墓
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世の墓


パンテオンの前にあるオルベスク

パンテオンの前のロトンド広場(Piazza della Rotonda)にあるオルベスクもよく目立ちます。

これは、エジプトのラムセス2世がカイロ付近のヘレオポリスの太陽神のために建てられたものが、
ローマに持ち込まれここに置かれました。

ローマパンテオンの前のオルベスク

ロバに似てる鐘?


1800年代後半、もうすでに壊されてしまったようですがここにはベルニーニが作った二つの鐘がありました。
しかし、ローマ人たちに冗談半分で「ロバの耳のようだ」とからかわれたという説が残っています。

こんな有名な人の作品が、からかわれていた時代があるのもなんだか興味深いです。

豆知識:ヴァチカンの松ぼっくりの話


ちなみに、ヴァチカン美術館へ行ったことのある皆さん、またはこれからいく予定の皆さん。

ヴァチカン美術館の中庭にある「松ぼっくり」のモニュメントをご存知の方が多いと思いますが、
この「松ぼっくり」は実はこのパンテオンの近くにあった
「アグリッパ浴場」という初代ローマ帝国の皇帝アウグストゥスの右腕であった
マルクス・ウィプサニウス・アグリッパという人物が作った古代ローマ初の公共浴場(テルマエ)の周辺にて発掘されたと言われています。

そしてその後ヴァチカンへ移動し、今の美術館に移されたという言われています。
(諸説あるようですが・・)

バチカン美術館 松


もともとこの周辺は〇〇に使われていた


パンテオンのすぐ横のエリアで「セプテ・ジュリア(Septe Julia)」と呼ばれたその場所で、
それぞれの時代背景によって異なりますが、市民が集まる場所として使われていました。

今は存在しない場所ですが、パンテオンに来たら多くの人が通る場所です。

(現在のVia della Minervaあたり)

パンテノンの真横です。




どんなことに使われてた(時代別)
  • 共和政ローマユリウス・カエサル(Gulio Cesare)時代
    (紀元前100年〜紀元前44年頃)

    政治集会が開かれたり、選挙が行われていました。

  • ローマ帝国時代
    (紀元前27年〜1453年頃まで)

    市場が開かれたり、演劇が行われたり芸術をあしらうなど綺麗に整備され、市民の憩いの場として使われていました。(後半には剣士の戦いの見世物なども)
    またSigillarie(セジラッリエ)とよばれる祭りなどにも使われていました。

  • 中世
    (約1000年から約1600年)

    この時代でも人々が集まる場所として変わらず存在し、
    16世紀から17世紀にかけて都市開発されたころからまり変わることなく現在に到ます。

  • 現在

    観光客など多くの人を魅了


ローマに来てパンテオンを訪れないのは愚か者!


パンテオンにまつわる有名なことわざがあります。


ローマを旅し、パンテオンを訪れぬ者は、愚者で現れ、愚者と去る。
(Chi va a Roma e nun vede la Ritonna asino va e asino ritorna.)




このようなことわざがあるほど、パンテオンはローマに来れば必ず訪れるべき場所のひとつです。

ぜひ、ローマに来る機会があれば、ぜひ行って見てください!

住所:Piazza della Rotonda 00186 Roma, Italy
入場:無料
営業日時:毎日9:00-19:00(最終入場時間:18:30) (1/1, 8/15,12/25休み)
アクセス:
・地下鉄A線Barberini駅から徒歩(約700m)
・バス:30, 40, 62, 64, 81, 87 ,492 (ラルゴ・アルジェンティーナのバス停から約400m)

※アクセスは少し悪いですが、周辺は小さなお店などたくさんあり、散歩するにもいいエリアです。
 じっくり周辺を歩きもって、パンテオンを目指すのもお勧めです!




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