イタリア秋の味覚20選!是非食べたい秋が旬のイタリア食材を在住者がご紹介!

イタリアの秋の味覚 食材

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こんにちは、食べるのが大好きな えりか です!

食欲の秋、日本でも様々な秋ならではの旬の味覚があり食の欲が尽きません。。

イタリアでも秋ならではのもの、旬の食材があり各地域で採れたものなどこの秋にしか採れない味覚を楽しんでいます。

今回は、「イタリアの秋」に旬を迎える食材についてご紹介します。



※下記でご紹介する食品の名前ですが地域によって呼び名が異なる場合があります。



この記事はこんな人におすすめです!
  • イタリア生活で、旬を楽しみたい人
  • 秋のイタリアを楽しみたい人
  • 最近ご飯に迷っている人
  • イタリアの食文化にに興味がある人





秋の旬の味覚

過ごしやすい秋は食べ物がおいしい!
秋に収穫できるものも多く、食べることが大好きなひとにはたまらない季節ですね。
では、イタリアでは秋にどんなものが食べられるのか見ていきましょう!

木の実 編

山岳地帯が多イタリアでは木からの恵みもたくさんです。

また近所の木にもたくさんの実をつけたものが多く、日本よりも木の実は身近な存在です。
おやつで食べたり、調理に使ったりイタリア家庭ではよく食べられます。

Castagna/栗


秋の味覚の中でも大人気の栗。

イタリアでもたくさん収穫ができ秋を楽しみに待っているイタリア人も少なくありません。
イタリアでも北・中・南のそれぞれの山岳地域で収穫できる栗。
食べ方も様々で、主にドルチェ(甘もの)や栗を粉にした(Falina di casagnia)を使った料理に使われます。
もちろん、焼き栗やジャムなどシンプルな方法で食べられることも!

筆者は「栗ジャム」が大好きです!
少し甘いですが栗が好きな方は一度食べてみてください。
(イタリアのメーカー分は日本では入手が難しそうです。)


mandorle/アーモンド

アーモンドはシチリア・サルデーニャ・プーリア州など主に南イタリアで収穫されます。
日本と同様そのままローストした状態でた食べられることはもちろん、
こちらもドルチェ(甘いもの)に入れたり、お肉などの料理と一緒に調理するなど幅広い方法でたべられます。



pistacchi/ピスタチオ

イタリアはピスタチオでも有名です。

中でもシチリア島の銘柄、Pistacchio verde di Bronte(ピスタッキオ・ヴェルデ・ディ・ブロンテ)が有名でイタリア国内のみならず世界中に出回っています。

このPistacchio verde di BronteはDOP(保護原産地呼称)に指定されており、
この限られた場所でしか生産が許されておらず他のピスタチオに比べると高価で販売されていることがほとんどです。

DOP(保護原産地呼称)とは・・・
ワインやチーズなどの農産物に対して、特定の土地・製法にて生産することが決められている制度。
認定されることにより、類似したものが作られないようになっています。


イタリアでもブロンテさんのピスタチオはお高めです。
ただ、違いがわかほど美味しいのでおすすめです。


もしお料理など砕いて使用するなら↓のがおすすめです!


あと、これ。ピスタチオクリームは一度食べると病みつきです。
パンなどにつけるととっても美味しいので筆者はよくお土産に持って帰ります。


nocciole/ヘーゼルナッツ

世界でも有数のヘーゼルナッツの生産が多いイタリアです。

ピエモンテ州のランゲ(Langhe)という街のものが有名で(Nocciola delle Langhe)です。
他にもラツィオ州やカンパーニア州で多く栽培されます。

こちらもこのままの状態で食べたり、ドルチェに使用されることがほとんどです。
かの有名なNutella(ヌテッラ)のチョコレートクリームもこのヘーゼルナッツを使用したものです。
イタリア人にはとても人気です。

やっぱり王道なのはこれ。


でも筆者のお気に入りはこっちです。ヌテラより甘さが控えもで体にやさしい。



果物/フルーツ

日本よりも安価なこともあり、フルーツを食べるこのとの多いイタリア。
自然派な?人が多いイタリアでは、”旬”のものをたくさん食べます。

市場には近場で取れた新鮮なものが並ぶので、季節に応じた果物だけが並びます。


Fichi/イチジク

イチジクもこの秋の時期の味覚のひとつです。

ラツィオ州などで栽培されていますが、畑以外でも家庭内で育てていたり、
道などの公共の場所にもイチジクが植えられていることも珍しくない、身近なフルーツの一つです。
そのまま食べたりジャムにしたりしますが、
ここローマ近郊では味のついていない白いピザ(Pizza bianca)の上にイチジクを乗せて食べる、という
イタリアらしい食べ方をすることもあります。

cachi/柿


イタリアでも柿はCachiです。
日本の名前がここイタリアでも使われ少し不思議な感じがしますが・・・


シチリア島で生産されることが多く、食べ方はそのまま食べることが多いですが、
干し柿(Cachi Secchi)にして食べられることもあります。
まるで、日本です。

ちなみに、日本の柿より小ぶりのものが多いです。

kiwi/キウイ


キウイもイタリアでは多くとれ、中南部を中心に栽培されています。

ここラツィオ州でもよく栽培されているところ見かけます。
生産量でいうと、有名なニュージーランドを差し置いて世界1位中国に次、2位の生産高です。
ここでも皮をむいて食べたり、ジャムにして食べることがほとんどです。


mele/りんご

寒いところを好むりんごは北イタリアとくに、トレンティーノ=アルト・アディジェ州で盛んに栽培されています。
種類も多く、日本のFUJIもよくイタリアでは流通しており一般的に食べられるとの多い品種です。
Mela Renettaという青いりんごや、Pink Ladyという品種、Mela Imperatore、Mele Annurcheなどが有名です。



mirtilli/ビルベリー

ブルーベリーと少し似ていますが、Miltilli(ミルティッリ)と呼ばれるフルーツがイタリアでは食べられます。イタリアではピエモンテ州で多くのビルベリーが収穫されます。
こちらもチーズケーキのトッピングや、ジャムなどにして食べられます。


melagrane/ざくろ

シチリア島、プーリヤ州、ラツィオ州などで栽培されているざくろ。
こちらラツィオでもよく栽培されているのを目にします。

スーパーマーケーットや市場でも並んでいるだけでなく、一般の家庭の庭にも植えられており、
ご近所さんなどに頂くことがあるほどローカルなフルーツです。



more/ブラックベリー

日本ではあまり見かけないベリー系の果物です。
こちらも北イタリアのトレンティーノ=アルト・アディジェ州(Alto Atige)や、シチリア島やカラブリア州などで収穫されます。
甘酸っぱくとても美味しいので、ぜひ見つけたら食べてみてください!


uva/ぶどう

ワイン大国イタリアで原料のブドウがたくさん取れるのは言うまでもありません。
ワイン用のブドウはもちろん、食べるためのブドウも多く収穫され市場に出回ります。
甘くジューシーで、イタリア人も大好きです。
また、ワインの果汁を搾った後のブドウを使ったパン(ciambellone di mosto)
も作られ、秋の味を余さず味わえます。(写真)


ciambellone di mosto



きのこ系(Funghi)

秋の珍味として欠かせないもの、キノコ類。
イタリア料理でもたくさん使われ、とても美味しい!
どの料理に使ってもいい仕事してくれます。

porchini/ポルチーニ茸

イタリア料理でも人気の食材、ポルチーニ茸です。
山岳地帯の地域でよく食べられます。

最近では、イタリア以外の国で取れたものも市場に出回っていることもありますが、
イタリア人曰く、「イタリアのポルチーニの方がはるかに美味しい!」と言うことですので、
イタリア産のものをぜひ食しましょう!

※イタリア産のものは若干高めです!


リゾットなどに使える乾燥ポルチーニ。水に戻して使えるので大変便利です!


tartufo/トリュフ

世界三大珍味のトリュフ!
香りが良く、料理がさらに華やかになります。

またここイタリアのトリュフが取れる山岳部の町に行くと、料理にふんだんに使ってくます。
日本では何千円もするような料理が、山地に行くと日本より手頃にいただけます!

gallinacci/アンズ茸

ガリナッチと呼ばれるきのこです。

日本でもアンズ茸と呼ばれるこのキノコは、アプリコット(アンズ)のような香りがすると言うところからこの名前がついたとされています。
香りがよくパスタ料理によく使われます。

野菜系

夏が終わると、秋から冬にかけての野菜が市場に多く出回りガラリと雰囲気が変わります。
日本でもよく見る野菜もイタリアの食卓にも並びます。
しかし、日本のものと同じ野菜でも味が少し違うこともあるので、作る料理に若干工夫が必要なことも。。。

zucche/かぼちゃ

イタリアでもかぼちゃが取れます。
日本のかぼちゃに比べると水分が多く、コクが少ないものが多いです。
数種類のかぼちゃがありますが、容姿が似ているzucca delicaというかぼちゃもやぱり水っぽいといのが筆者の印象です。

patate dolci/さつまいも

さつまいももイタリアで取れるので少しびっくりでした。
ここローマ周辺ではどこでも手に入るものではないですが、
ちょくちょくスーパーで見かけることがあります。
BIO系のスーパーでよく見かけることがあるので、ぜひトライしてみてください。

ちなみに日本のサツマイモの方が、甘いです。


finocchi/フェンネル(ウイキョウ)

近年日本でも見かけるようになったFinocchi(フィノッキ)。
切ってオリーブオイルと塩で食べても美味しいですが、
パルミジャーノチーズと炒めても美味しくいただけます。

香りが若干強めのため、癖があり苦手な人は炒める方が香りが和らぎ食べやすいです。
体にはかなりいい食材なので、ぜひ食べてみてください!

日本のお店にて単品での入手は少し難しい野菜です。
興味のある人はイタリア野菜を栽培している農家さんをチェックしてみるのがいいと思います。

豆系

lenticchie/レンズ豆

秋から冬にかけてよく食べるようになるスープによく使われるレンズ豆です。
パスタの代わりにこのレンズ豆を食べてお腹も満たされます。
栄養満点で、市場などで新鮮なものが売られています。

家庭でもよく食べられるレンズ豆。トマトソースとにてもとても美味しいです。


fagioli/インゲン豆

この豆もよく食卓に並びます。
こちらもやはりスープの中に入れてたべられるとが多いのですが、他にもトマトと煮込んだり、サラダのようにオリーブオイルと玉ねぎ、塩胡椒で味を整えたものなど様々な料理に使われています。



旬を楽しみましょう!

旬のものを食べると、健康にこのシーズンを過ごせると言われています。

日本にはない食材はもちろん、少し懐かしく感じられる馴染みのある秋の食べ物を食べて
ほっこりするのもいいですね!

同じ食材でも、若干味が異なることもあるので初めはそのものの味をよく見極めて見ることをお勧めします。

食欲の秋、しっかり楽しみましょう!







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