イタリア人がクリスマスに向けてする8つのこと。日本で入手可能なおすすめクリスマスグッズも紹介。

文化・習慣

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チャオ! えりか です。

クリスマスが徐々に近づいてきました。

ここイタリアではクリスマスは1年の中で最も大きなフェスタ(祭り)、イベントとも言えるほど、
イタリア人はかなりの情熱を注ぎます。



そんなイタリアの家庭では、実際どんなことをクリスマスに向けて行うのか
イタリアに移住した筆者がご紹介させていただきます!^^



また日本でも購入可能なグッズも併せてちょこっとご紹介しています。
ご興味があれば、クリックしてご購入いただけると励みになります!



この記事はこんな人におすすめです
  • クリスマスが好きな人
  • イタリアの文化に興味がある人
  • 海外のクリスマスが気になる人
  • イベントが好きな人





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クリスマス前にすべきこと

12月が始まると街はもちろん、お店の内装まで全てクリスマス一色になります。

スーパーやお店でも徐々にクリスマスに関する商品が陳列され、とても賑やかです。
そんな様子を見ると、思い出したかのように皆んなせっせと準備に突入です!



では、一般的に家庭では具体的にどんなどんなことをクリスマスに向けて行うのかご紹介します。


クリスマスに向けてのイタリア人の取り組み


12月に入るとすぐに、ちらほらクリスマスの飾り付けをしているものを見かけます。

しかし正式にはは祝日である12月8日にクリスマスシーズンが始まります。
そのため、12月8日にクリスマスの飾り付けなどを行う人がほとんどです。

なぜ12月8日?

12月8日はイタリアでは祝日です。
「無原罪のお宿りの日」(伊: Immacolata Concezione/インコラータ・コンチェツィオーネ)という祝日で、キリストの母、マリアがその母アンナに宿った日とされています。

簡単にいうと、キリストのおばあちゃんが、キリストのお母さんを授かった日、ということです。



1. クリスマスツリー設置


まずは、クリスマスの代名詞とも言える「クリスマスツリー」の設置です。

キリスト教徒が圧倒的に多いイタリアでは、ほとんどの家庭でクリスマスツリーを保有しています。
普段は物置などに収納されているツリーが取り出され、存分に広げられ家の一角を彩ります。


こちらもはやり大体12月8日に設置する家庭が多いのですが、その前の週末などに前倒しして出したりと、それぞれの家庭のスケジュールで、家族と一緒に設置することがほとんどです。



筆者宅では180cmのツリーを飾っています。
家庭によって様々ですが、全体的にやはり大きめツリーが多いように見受けられます。



イタリアのツリーを再現したツリーが日本でも販売されているようです。
自然な感じで、おしゃれ!
確かにこういういうこだわりを持って購入すると、ワクワク度アップしそう!^^


イタリアトリノのカフェレル(Caffarel)というチョコレートが中に入ったオーナメントも楽しそうです。筆者はもよく中にチョコが詰まったオーナメントを毎年購入しています!



2. おうちの雑貨をクリスマス仕様に

クリスマスツリーは日本の家庭でもよく見かけますが、雑貨までクリスマス仕様になる家庭はそんなに多くないのではないでしょうか?

しかし、ここイタリアでは家の雑貨までクリスマス化しちゃいます。

例えば、タオルや、家を彩る小物たち、キッチン用品の鍋つかみや鍋敷き。
またはエプロンや布巾、玄関マットなどまでガラリと変えちゃったりします。

もちろん、家庭によってレベルは様々だと思いますが、
この時期のイタリア家庭は大体クリスマスカラーの「赤」が目立ちます。


ほとんどのお家で玄関のドアにリースなどの飾りをデコレーションしているので、
これも一つの楽しみです。



3. アドベントカレンダーを設置



アドベントカレンダーって知っていますか?
筆者はイタリアに来るまでこの名前はピンと来なかったのですが、最近では日本でもちらほらと見かけるものです。

アドベントカレンダー(伊:calendario dell’avvento )とは、クリスマスイブの12月24日までのカウントダウンをするカレンダーのようなものです。


12月1日(または12月8日)から始まることが多いのですが、

各日付のところにチョコレートなどの小物が入っており12月1日ならその当日に12月1日の部分を開けて、中のチョコレートなりを取り出して食べる、というようなものです。



チョコレートが入っていることが多いのですが、ものによっては、ビールなどの大人も楽しめるアドベントカレンダーもあります。


毎日、小さなプレゼントがもらえるみたいで、ワクワクしますね!



 イタリアのチョコレートブランド「カファレル」のアドベントカレンダーもおすすめです。
数種類の美味しいチョコレートが入っていて楽しみいっぱいです。ここのチョコレートは筆者も大好きです。


下記は毎年使えるパータンのアドベントカレンダーです。

自分たちで各引き出しに好きなものを入れて、中に忍ばせておいたお菓子やチョコレートを取り出しながらクリスマスまでをカウントすることができます。
お子さんが二人以上いる時など、中身を自分の好みに合わせて入れることができるので、
取り合いにならずにすむので、こういうパターンもおすすめです。



ちなみに筆者宅は一昨年、ビールのアドベントカレンダーを購入しました。
毎日、見たことのないようなビールを箱から取り出すのはビール好きの筆者と旦那くんにとっては、幸せそのものでした!笑





他のお勧めアドベントカレンダー



4. プレゼピオ(Presepio)を設置



プレゼピオ(presepio)とはイエス・キリストが誕生した日の様子を模型にしたものです。
ミニュチュアの人や動物などを使い、その時の様子やその周辺の街の様子などを表現しており、
クリスマスの時期には、街の広場などにプレゼピオを設置することもあります

家庭でも、玄関あたりに設置しクリスマスをよりクリスマスらしくしてくれるアイテムです。

同じプレゼピオでもどんなミニュチュアを置くか、どんな小道具を設置するかによってもかなり違いが出てくるので、様々な場所で見て違いを楽しむのもおすすめです。


筆者宅では、義兄がプレゼピオを作るのが大好きなので、毎年様々なバージョンを楽しむことができます。
去年は、井戸から水がでるようにしたり、太陽の位置が代わり、明け方や夕暮れを演出したりなど
なかなか凝っているものを見ることができラッキーです。


ちなみにこの上の写真は、2021年義兄作のプレゼピオです。




5. チョコレートの調達


12月に入るとクリスマス仕様になるだけでなく、その中にチョコレートなどのキャンディー系を入れる容器も謎に出没してきます。


クリスマス風の容器に、ひとつづつ包まれたチョコレートを入れて気が向いたときに食べるようなイメージです。



確かに冬はチョコレートが美味しい季節ですが、このタイミングでチョコレートが多く発売され、
それをこぞって買い込んで容器に詰め、ソファーの前のテーブルなどに設置。

なんだかお茶目だと思うのは筆者だけでしょうか?

ダイエットを(万年)している筆者にとっては、誘惑が多く辛いです!笑


ちなみに筆者が一番好きなチョコレートは、FERRERO ROCHER(フェレッロ・ロッシェ)です。
これにありつけた日は、大体気分上々です!笑



あと、このチョコレート!トリノ発祥のジャンドゥーヤ(伊:gianduja)というヘーゼルナッツを混ぜたチョコレートです。カファレル(伊:Caffarel )というイタリアのメーカーが作っているジャンドゥイオット (Gianduiotto)は、本当に美味しくいのでおすすめです。クリスマスのこの時期、絶対食べたいチョコの一つです。
紹介しきれないので、よければ下記のサイトから色々みてください!!



6. クリスマスカードを送る

スマートフォンなどの普及により、クリスマスカードを送る人もかなり減ったようですが、
遠くに住む親戚などに、クリスマスカードを送ることもあります。

日頃、連絡を多く取り合わない人にでも一言添えてクリスマスをお祝いするのもいいですね。



筆者は、旦那くんの知り合いがマルタにおり、その知り合いが毎年カードや小さなプレゼントを送ってくれます。

何だか、メールなどと違い、こういうのはやっぱりクリスマスカードがいいですよね!^^

7. パネットーネ・パンドーロを食べ始める

パネットーネ(Panettone)とパンドーロ(Pandoro)はクリススの名物菓子です。


発祥は北イタリアですが、筆者の住むローマ周辺でもかなり浸透しており
多くの人が買い求めます。


食後のデザートに食べたり、おやつに食べたりとクリスマスの時期には欠かせないお菓子です。


このBalocco(バロッコ)のパネットーネはイタリアのスーパーマーケットでもよく販売られている有名な商品です。やはりイタリアにに比べると高価になりますが、少しでも本場のイタリア気分を!という方にはおすすめです。


パンドーロ(Pandoro)もおすすめです。イタリアでもパネットーネ派、パンドーロ派と分かれるのですが、筆者は最近パンドーロ派なのではと気づき始めています。
このMIANA(ミアナ)のパンドーロもおいしいのでおすすめです!


8. クリスマスプレゼントの準備

クリスマスは日本のお正月とよく似ています。

親戚同士が集まって、食事をしたりゲームをしたりと家族揃って時間を過ごします。
そして12月24日から25日へ日付が変わると、事前に用意しておいたプレゼントを交換し合います。

そのため、大人も子供も関係なくそこに集まるメンバーにプレゼントを用意しておくことがほとんどです。

遠すぎる親戚とか、初めて会う人などと一緒にクリスマスを祝う際は、プレゼントを用意しない場合もありますが。

でも、そんな場合でも、年上の人が、若い子や子供に用意しておくことはよくあります。


親が子供にプレゼントをあげることが多いクリスマスですが、ここイタリアではみんなが交換し合うのがとても素敵だと思う筆者です。



クリスマス当日に何をするのか?
気になる方は、下記の記事もぜひご覧ください!^^



クリスマスは全力で楽しむべき

イタリアでのクリスマスは日本で思われいてるような「イベントの一つ」という感覚ではなく、本気のイベントです。各地でイルミネーションなどの飾り付けを見ることができ、ショーウィンドーもクリスマスの要素がふんだんに盛り込まれます。

おうちを可愛くデコレーションしたり、忙しい師走ではありますがこんな時代だからこそ自宅を少し飾り付けるなど、楽しくなる工夫をするのもいいかと思います!


今年も残り僅かですが、皆様が元気に楽しく過ごせませますように!

Buon Natele a tutti!




地球の歩き方でも執筆しております。(ちょこちょこですが。。)



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