チャオ、愛情表現が豊かなイタリアに移住した えりか です!
イタリア人は、日頃から大好きなパートナーに愛情を伝える習慣があります。
軽くキスを交わしたり、ハグをしたり、手を繋いだりとスキンシップは日常的に行われます。
しかし、日本のテレビなどで目にする「ロマンチスト」「情熱的」という人ばかりでは実際なく、もちろんシャイな人や、クールな人もいるので愛を常に叫んでいるわけではありませよ!
今回は「イタリアではバレンタインの日にカップルはどうやって過ごすの?定番プレゼントはチョコレート?日本のバレンタインと異なる点は?などイタリアのバレンタイン事情」について詳しく紹介します。
イタリアにいるとさらに感じる疑問「日本のバレンタインは女性から男性へ告白したりプレゼントをあげたり、あれ何で女性から??」
バレンタイン当日の過ごし方
2月14日バレンタイン当日は、イタリアではどのように過ごすのでしょうか。
シングルだけど好きな人がいる人やカップルなど状況によって過ごし方は少し異なります。
どのような過ごし方をするのかみていきましょう。
好きな人がいるシングルの人
カップルになれるようにアプローチをかけるには絶好のチャンスです。
バレンタインに相手に喜んでもらえるように色々と計画をする人も少なくありません。
どちらかといえば、男性が女性に向けて行うことが多く、気に入った女性を素敵なレストランに招待して、花束をプレゼントしたりとシチュエーションをバッチリ整えて告白をするなど、ロマンチックなデートを行います。
補足ですが、女性は日常生活でアプローチをかけているイメージです!
カップルや夫婦
もうお互いの気持ちを確認できるているカップルや夫婦は、もう少し落ち着いた時を過ごす人が多いです。
カップルであればレストランに食事に行ったり、おうちで美味しい料理を振る舞ったりと普段より少しだけおしゃれに過ごします。外出しない場合でもお花をあげたり、好きなものをプレゼントしたり基本的には男性から女性にあげることが一般的です。
ちなみにレストランではバレンタインメニューがあり、当日はカップルだらです。
友達同士や家族連れが入れないレストランもこともあるので要注意!
定番のプレゼントは?
「アモーレ」を伝えるための一つの手段であるプレゼントも重要です。
人の好みににもよりますが、定番のプレゼントを紹介します。
花束
一番の定番は「赤いバラの花束」です。
当日は花屋さんも大量のバラを仕入れて準備しています。ただ、早く買いに行かないと売り切れていることも。
道を歩いているとたくさんの男性がバラを抱えて歩いているところを見るとほっこりしますね。
基本は赤いバラですが、彼女に特別好きな花があればその花をプレゼントするなど、好きな相手が喜ぶことものをあげるのが通常です。
チョコレート
定番のチョコレートは日本でもよく見かけるBaci(バチ)チョコレート。
Baci(バチ)とはイタリア語では「Kiss」という意味であるため、バレンタインにはぴったりです。
バレンタイン時期には、ハート型のパッケージが多く出回りバリエーションも豊富です。
もちろん、他のチョコレートもバレンタイン仕様のものが増えるので、Baci以外にもたくさんのチョコレートが出回ります。
ただ、日本のように海外の有名なチョコラティエレのものが出回ったりすることほとんどなく、高級なチョコレートをあげることも一般的ではありません。
近くのPasticceria(パステッチェリア)と呼ばれるケーキ屋さんなどで、いつもは買わない少し高めの手作りチョコレートを購入したり特別なものを準備することはあります。
アクセサリー
花束とチョコレートに比べると少ないですが、指輪やネックレスなどのアクセサリーを恋人や奥さんにプレゼントすることもあります。
夫婦やカップルであれば指輪、恋人になりたい時に用意するのはネックレスやブレスレットなど関係性に合わせて選びます。ただ、高額にもなる場合もあるので、アクセサリーはある程度関係性が成り立ってからあげるプレゼント、という人がほとんどです。
バレンタインにおすすめのイタリアブランド
いくつかイタリアのブランドでバレンタインのプレゼントにもおすすめのブランドを紹介します。
イタリア好きの彼へのバレンタインのプレゼントを迷っている方の参考になると嬉しいです。
(紹介にはプロモーションが含まれています)
Baciのチョコレート
イタリアの定番であるチョコレートは一番おすすめです。
日本でも広まっているので入手もしやすく、イタリア好きならほとんどの人が知っているチョコレートです。
ワイン
ワイン好きなら絶対喜んでもらえるワイン。
イタリアには多種多様なワインが作られているため、好みに合わせて選ぶこともできます。
例えば、赤ワイン、白ワイン、甘めが好き、ドライ系が好き、フルーティー系が好きなど。
何を選んでいいかわからない場合は、こんな詰め合わせをしてはいかがでしょうか。
↓↓↓
仕事に使えるカバンなど
日本で大変有名なミラノ発祥の【Orobianco】 もおすすめです。クラシックなデザインですが、大変使いやすくおすすめです。 ただ、イタリアでは売っているところ見たことがないう謎も。アジア向けのブランドになっているのかもしれません。エスプレッソコーヒーが好きな方
徐々に日本でも人気が出てきているエスプレッソコーヒー。
もし本格的に楽しみたいのであれば、エスプレッソマシーンは大変おすすめです。
美味しいカプチーノもできるので、筆者宅でも朝から重宝しています。
日本のバレンタインとの違い
日本のバレンタイン文化と比べるとイタリアのバレンタインは少し異なります。
本文でも少し触れていますが、下記にまとめておきます。
女性の筆者からすると、イタリア流のバレンタインが好きですね。笑
みなさんは、いかがですか?
- 女性から男性に向けての告白・プレゼントの日ではなく、男性から女性に向けてのものも一般的。
- 同僚や友達、家族に向けての義理チョコや自分チョコはない。
- 有名チョコラティエなどの高級チョコレートはあまり一般的ではない。
- 長年付き添った夫婦やパートナーにもプレゼントをあげることも多い。
- ホワイトデーは存在しない。
- 少しキザにもうつるバラの花束がプレゼントの定番!
- 花を買い忘れた人のために、インド系のおじさんが道で売り歩いている。
→レストランに入ってくることも
大切なのは相手を思う気持ち
定番の過ごし方やプレゼントはありますが、嬉しいと思うものは十人十色。
大好きなパートナーが喜んでくれそうなものを考えることが大切です。
毎年力を入れる人もいれば、「商業繁栄のためのイベント」と実は冷めている人もいるイタリア。
我が家も、NOバレンタイン派です。(残念!)
このように、イタリアのバレンタインも様々です。
しかし、日常的に愛情表現が豊かなイタリアではバレンタインがなくても筆者は大丈夫!
(花ぐらいもらえたらうれしいけど!笑)
では、皆さんハッピーなバレンタインをお過ごしください!
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