チャオ、こんにちわ!
イタリアに移住するにあたって、まず気になるのが医療ですよね。
馴染みのある日本の医療とは少し違うから不安だ、という人もいらっしゃるかと思います。
筆者もそのうちの一人です。
筆者は2019年の3月にイタリアに移住し、先日丸2年が経ちました。
そんな中で、何度かはお世話になったイタリアの医療機関。
しかし、慣れないイタリアの医療事情。
そこで筆者もただいま絶賛混乱(勉強)している、病院の「◯◯科」について紹介します。
歯が悪い時は、歯科。風邪を引いた時は内科など。。。
症状に合わせて行く病院をある程度絞る際に役立つ、イタリアの診療科(専門分野)の名称についてご紹介します。
ぜひ、お役立ていただけると嬉しいです。
よく使うであろう診療科
まずは、日常生活でもよくお世話になりそうな診療科についてご紹介しています。
下記の名前だけでもわかっていると何かと便利だと思います。
日本語名 | イタリア語(科) | イタリア語(科医(人)) | |
家庭医 | Medico di famiglia | Dottore | |
内科 | Medicina interna | Dottore | |
外科 | Chirurgia | Chirurgo | |
耳鼻咽喉科 | Otorinolaringoiatria | Otorinolaringoiatra, Otorino | |
歯科 | Dentale | Dentista | |
眼科 | Oftalmologia | Oculista | |
産婦人科 | Ginecologia | Ginecologo | |
小児科 | Pediatria | Pediatra | |
一般 | Generica | Generico |
イタリアには家庭医、かかりつけ医がいる!
イタリアにてTessara Sanitaria(テッセラ・サニタリア)を入手したら、
家庭医 (ホームドクター)、(イタリア語で (Medico di famiglia)と言います)、を選び登録します。
大体の場合は、イタリアの旦那さんと同じ家庭医を選ばれる方が多いと思うので、
しっかり先生の名前等を把握し、テッセラ・サニタリア(Tessera Sanitaria)を申請するに指定するようにしましょう。
まず、何か体調に問題を感じる場合や、健康チェックをしたい場合など、
基本的にははじめに、この「家庭医」に相談することになります。
知っておくと便利な診療科リスト
下記は、お世話にならないに越したことはないのですが、
必要になるかもしれない病院の診療科の種類をご紹介しています。
日本の「科」の分類と少々異なる場合があるので、しっかり家庭医の先生と相談し、
受診する必要があります。
医療の名称は、慣れるまでに当分時間がかかりそうですが(そして読むのにも苦労する在伊3年目の筆者)、下記の単語も必要に応じて知っていると便利だと思います。
※日本での「科」の名称や扱う病状が異なる場合があります。
しっかり病状を家庭医と相談し、どの科を受診するべきかをしっかり確認してきましょう。
日本語 | イタリア語(科) | イタリア語(科医(人) | ||
消化器科 | Gastroenterologia | Gastroenterologo | ||
循環器内科 | Cardiologia | Cardiologo | ||
呼吸器科 | Pneumologia | Pneumologo | ||
脳神経外科 | Neurochirurgia | Neurochirurgo | ||
泌尿器科 | Urologia | Urologo | ||
心療内科 | Psicosomatica | Psichiatra o Psicologo | ||
神経科 | Neurologia | Neurologo | ||
皮膚科 | Dermatologia | Dermatologo | ||
リハビリ科 | Riabilitazione | |||
形成外科 | Chirurgia Plastica | Chirurgo Plastico | ||
腫瘍科 | Oncologia | Oncologo | ||
放射能科 | Radiologia | Radiologo | ||
腎臓内科 | Nefrologia | Nefrologo | ||
内分泌科 | Endocrinologia | Endocrinologo | ||
老年内科 | Geriatria | Geriatra | ||
整形外科 | Ortopedia | Ortopedico | ||
アレルギー科 | Allergologia | Allergologo | ||
リウマチ科 | Reumatologia | Reumatologo | ||
言語療法科 | Logopedia | Logopedista | ||
聴覚科 | Audiologia | Audiologo | ||
足病科 | Podologia | Podologo | ||
ダイエット科 | Dietologia | Dietologo | ||
栄養科 | Medicina Nutrizionale | Nutrizionista | ||
感染症科 | Infettivologia | Infettivologo |
上記以外にもたくさんの診療科の種類があります。
そして「老年科」などあまり聞き覚えのない診療科や、
「言語聴覚」のように日本では一緒になっているような場合でも、
イタリアでは別の分野になる場合があります。
家庭医の先生などに必ず相談しくださいね!
公立病院、または私立病院について
日本と同様公立の病院と、私立の病院があります。
日本ではどちらの病院へ行っても一部負担(1割もしくは3割)となりますが、
イタリアでは私立の病院へ行くと基本的には全額自費となります。
※公立の病院は治療は無償になることがほとんどです。
ただし定期検診などでは費用が発生する場合があります。
私立病院へ行くメリット
公的な病院が無料なのであれば「私立の病院には用がないのでは?」と感じるかもしれませんが、
意外と必要な私立の病院。
理由は、ざっくりとですが
・公立の病院に比べて早めに受診できる
・(私立の)病院によっては設備が整っており、一括で色々なことに対応している所もあり
利便性が良い
といった点です。
公立の病院は、体調の異変を感じてから予約し、受診まで時間がかかることがほとんどです。
それに比べて私立は予約からの受診が短めのことがほとんどです。
とはいえ、これまでの経験上、日本に比べると断然時間がかかりますが。。。
また、このトピックに関しては情報を集め、また別の機会に詳しくご紹介できればと思います。
みなさん、慣れない場所での病院。
正直少し不安に感じることもありますが、できるだけお世話になることなく健康的に暮らしつつ
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