イタリア人の旦那くんと暮らすためイタリアに移住した えりか です!
2020年に発生したコロナウィルス(Covid-19)はいまだに終息しておらず、なかなか以前のような活気を取り戻せないでいるイタリアからお伝えします。
先日、ローマにて友人と出歩いている際に、色々と「不況」や「不安」、「コロナウィルスの影響」を感じ悲しく感じる場面がありました。
今回は、そんな現状についてご紹介していこうと思います。
ローマ中心地で感じる不況・不安
なんといっても観光地であるローマの中心は壊滅的です。
海外からの観光客がいない今、多くのお店や、レストラン、ホテルがダメージを受けています。
まだ住宅街など人の出入りが変わらずある地域に関してはまだ、若干不況はましです。
ホテルの多くが閉まっている
その中でもホテルの多くは現在休業中となっています。
レストランやお店なら地元客も見込めるのですが、州内の移動のみしかできない今、宿泊施設はほぼ需要がない状態です。
いつもなら豪華な入り口に、ドアマンがいたりと「いつかは筆者も泊まりたい」なんて思いながら通過するホテルの前も、シャッターがおりとてもさみしい状態です。
いつもキラキラしているのイメージなのがより、寂しさを感じさせます。
休業してるところが目立つ
レストランやおみやげ屋さんも苦境を強いられています。
特にレストランは仕入れや仕込みを考えると、営業しない方がいいという選択になっているお店も少なくありません。
また、特に観光地ど真ん中の場合、家賃も高く、お客がいないとなると廃業に追いやられるお店もかなりたくさんあります。
生き生きした様子を目にしたことあるお店を見ると、本当に切ないですね。
観光スポットやその周辺の店もガラガラ
もちろんのごとく、観光地はかなりの人減です。
それに伴い、そのゾーンで買い物をしたり、食事をしたりする人が減りました。
たまに、私たちのようなイタリアに住んでいる人が、ショッピングをしたりしますが、到底観光客の数には及ばずです。
イタリア人の顧客争奪戦
観光客が減少した今、イタリア人客を取り込む作戦に切り替わっているお店やレストランは多く、
いたるところで争奪戦が勃発しているところもあります。
よいサービスをして、また来てもらおうというお店の意気込みを感じます。
本当に、頑張って乗り越えて欲しいです。(あまり貢献できてない私ですが。。。)
美術館・博物館等がガラガラ
美術館や博物館も予約制となっているのですが、、ほとんど人がいない状態です。
イタリア在住でもそんなしょっちゅう美術館に足を運ぶこともないので、
貸切のような状態も多々あります。(どこの美術館にもよりますが)
経営者の立場にとっては、痛手でしかありませんが筆者たち一般見学者からすると、
絶好のゆっくり見学できるタイミングなんですが。
筆者は今のうち、せっせと色々と訪れてみようという気持ちです。
一般的な現状
都心に向かう電車が空いている
ローマ郊外在住の筆者ですが、電車でちょくちょくローマへは出向いています。
ざっと見た感じ(あくまでも私の目算60%減ほど?)でも乗客はかなり減っています。
在宅ワークやオンライン授業が主流になって来ている現状、移動が不必要になったとと、
できるだけ人との密を避けるために、マイカーや自転車などで移動する人が増えたことが言えると思います。しかし、切符代という収入を失った電車会社、心配です。
値引きが多い
値段を下げてでも売りさばかないと、という風な話をよく聞きます。
特に、ファッション系、そしてコスメ系のお店です。
外出が減る分、メイクの回数も減り洋服の需要も落ちているのが目に見えます。
そのため、多くのお店でプロモーションをかけたり、割引をしたりと色々と工夫をされています。
消費者としては大変ありがたいですが。
「仕事」について
在宅ワークができない人を見ると・・
在宅でも就業が可能な業務内容であれば、在宅ワークに切り替わるのですが、
サービス業などはは在宅ワークができない場合がほとんどです。
特に観光業に携わっていた人々は完全に、休業状態です。
実際、我が旦那くんも2019年の3月の緊急事態宣言後から今現在まで自宅待機中です。
(給料はありませんが、補償が若干あり急に舞い降りて来ます。。急に。笑)
その間、会社は一部は稼働しているものの、収入はほぼないようなものです。
かなりの損失だということは言うまでもありません。
悲しいかな、これが現実です。
某高級ブランド店員も失業者に
知人の話ですが、某高級ブランドで約10年弱のキャリアを持つ人でさえ、
店舗閉鎖を理由に解雇となりました。
ローマの中心地で、バリバリ働いていたのですが店舗の閉鎖に伴い、移動できるポストもないと言うことで退職を余儀なくされました。
観光業、観光客の減少は、ローマでは致命的です。
イタリアに限らず・・・
上記で述べたような内容は、イタリアに限らず多くの国や地域で起こっていると思います。
筆者はまだ、こうやって元気にやっておりますが、
もっと多くの人が苦境に立たされている現実をひしひしと感じます。
暗い気持ちになることも多いこの生活ですが、なんとかいち早くこの状況から脱し、
多くの心配とマスク生活から解放される日が来ることを切に願います。
どうか、ワクチンが全世界の救世主になってくれることを願います。
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