イタリアのグリーンパス義務化、実際の生活の様子は?ワクチン証明がない人は?【コロナ 2021年】

イタリアのグリーンパス義務化、実際の生活の様子は?ワクチン証明って?ない人はどうしてる? 住む・生活

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こんにちわ、えりかです。

コロナウィルスも徐々に落ち着いてきた今日この頃ではありますが、まだまだ以前のようには戻れていない状況です。



そしてイタリアでは2021年10月15日よりグリーンパス(Greenpass)が義務化されました。



これに関しては賛否が大きく分かれており、今後グリーンパスに関する内容や措置等が変わっていく可能性もあるかもしれませんが、
現状施工されているグリーンパスに関する内容と、それに伴うイタリアの状況をご紹介していきます。


この記事はこんな人におすすめです。
  • イタリアの状況に興味がある人
  • イタリアに行きたいけど、、、と思っている人
  • グリーンパスがどのように機能しているのか興味のある人



グリーンパス (Green pass) とは?

                                           引用元:comune.moderna.it



そもそもグリーンパスとは、
コロナウィルスに対するワクチンを摂取したことを証明するもの、またはウィルス検査で陰性を示す証明書のことです。

この証明書が、通称“グリーンパス(Green pass)”です。


簡単に言うと、下記のような場合にグリーンパスが発行されます。


2回以上ワクチン摂取した人=グリーンパス取得
ワクチン摂取していないけど、検査で陰性が証明された人= 48時間有効のグリーンパスを取得




グリーンパスが必要な場面

現状定められているグリーンパスが必要とされている場面は、大まかにに下記の通りです。

もっと細かく規定されていますが、ざっくりとしたご紹介になります。


  • 屋内にて飲食をする場合
  • イベントの参加、美術館の入場などに入場する場合
  • 屋内でのスポーツジム、プール、などの屋内での活動をする場合
  • 公共交通機関を使って州をまたぐ移動をする場合
  • 公共・民間の職場で働く、または人の出入りする場所でアクセスする場合
  • 学校などの教育施設にアクセスする場合(高等学生までは含まない:大学生は必要)
  • 飛行機やフェリーを利用する場合
  • ヨーロッパ内の旅行をする場合(国により必要なものが異なります)
  • ヨーロッパの国からイタリアへ入国する場合


基本的には、屋内での活動、移動を伴う活動、そして人の集まる場所での活動に関しては
グリーンパスが必要、ということです。



もっと細かく知りたい人は、イタリア語ですが下記のリンクからご覧いただけます。↓↓


ヨーロッパ各国のそれぞれの入国に必要な情報は、下記のサイトから見ることができます。


グリーンパスを提示する

      引用元:il fatto quotidiano.it


グリーンパスとはQRコードになっています。

そのためチェック時には、読む取る機械に通して認証してもらいます。
お店や電車などでも、いつ提示を要求されてもいいようにスマートフォンなどにコードの画像保存をして用意をしておくなどの必要があります。

紙へ印刷して持ち歩くのもOKです。

ワクチンを摂取をしなかったら?

          引用元:freepik.com



様々な理由でコロナウィルスのためのワクチンを摂取しない人、もしくはできない人ももちろん大勢います。

そんな人たちはどうしているのか、というと日本で言う「PCR検査」、イタリア語では「Tampone(タンポネ)」を受け、陰性が証明されると48時間有効のグリーンパスが発行されます。

必要に応じて、この検査を受けワクチンを受けていない人は検査を受けて、陰性証明を受け取る必要があります。



PCR検査 (Tampone)について

イタリアでのコロナウィルスの検査は有料です。
大体1回15ユーロが相場です。
場所によっては10回でいくらという割引をしているところもあります。

そして、検査は主に薬局で行われ、予約も可能です。
検査自体は大体2分ほどで終わり、結果は大体15分ほどでもらえます。

陰性の場合スマートフォンにグリーンパスが送られてくる、という流れです。


義務化されたばかりは、かなり検査場が混雑していましたが、
今は予約もできるようになり、かなりスムーズになってきているようです。

実際にチェックされるのか?

筆者がイタリアで生活している中で感じるのは、このグリーンパスの保有をチェックが必ずしも行われているは限らない、ということです。

どちらかといえば、「抜き打ちテスト」のようなものです。

持っていればいつグリーンパスの提示を求められたも問題はありませんが、いざ求められた際に対応できないともちろん、違反です。


違反の場合は、最大1500ユーロの罰金が課せられます。

チェックされない可能性にかけて保有せずに出かける人もいるようですが、
必ず必要な場所にはグリーンパスを保持していくことが大切です。

ちなみに、違反が見つかった場合、本人はもちろん現場のお店やイベント主催者などにも罰が課せられるので、お互いにルールを守らないといけない、ということですね。


反グリーンパスデモについて

          引用元:quotidiano.net



「義務化」に対しての反対意見は未だ絶えません。
ローマはもちろん、様々な都市で大規模なデモが頻繁に行われています。
中には過激な行動を取る人たちもいて、とても心配です。

(デモは事前に予告されるため、どこでどれくらいの規模かを事前に知ることができます)


できるだけそのような場所には近づかないのがベストだと筆者は思っていますが、
彼らの意見も大変貴重で、反対を行動にして示す、というのは実に欧州らしいと思います。

フランスでも義務化になった際かなりの暴動がありましたが、イタリアも続いて義務化に踏み切りました。

知り合いの中にも、義務化に対してよく思っていない人は少なくなく、「決める権利」を奪われていること、「ワクチンの実態が未だ信用できるものではないこと」「ワクチンの摂取に関しての取り決めが二転三転しているので様子を見たい」など様々な意見を耳にします。


確かにコロナウィルスの脅威を抑える必要があるのは確かですが、「義務化」、どうなんでしょうか?・・・と実に考えてしまう話題ですね。


ちなみに、筆者はあまり頻繁に外出するわけでも、グリーンパスが必要な場所に出入りすることも滅多にありませんが、目に見えないものとの戦いにストレスを強く感じ、少しでも心穏やかにすごしたかったため、ワクチンを摂取しました。


えりか
えりか

どちらをとっても完全な安全が確保されるわけではないようですが、自分にとってどちらがいいかをしっかりと考えました。



早く、マスクなしでも安心できる生活が来るといいですね。。。本当に。。
あと、もう少し!みなさんがんばりましょうね!^^




Youtubeチャンネルもぜひ

ぼちぼちではありますがYoutubeにも挑戦しています。
何気ない日常や、イタリア生活での風景などをご紹介しているので、ぜひご覧ください。
飾ったものではなく、「普通」を紹介しています!^^ (飾れないだけ。。笑)








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