【イタリアでの健康診断】体の不調を感じたら?健康状態チェックのすすめ方

【イタリアでの健康診断】体の不調を感じたら?定期的な体のチェックの方法は? 住む・生活

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チャオ、イタリアのローマの郊外に住んでいるえりかです!
なんやかんやでもうイタリア7年目です。

日本で会社員をしてた時は、1年に1回ありがたいことに健康診断の機会をいただいていましたが、
イタリアに来てからはどこかに勤めているわけでもないので、基本自分で動くしかないのが現状です。

期間が空けば空くほど行きたくないのが、健康診断。

でも、行きましょう!筆者も3年ぶりに行ってきました。

そこで、今回は「イタリアで健康診断をしたくなった時のプロセス」について紹介します。
海外にいてもしっかり健康状態のチェックをして健康的に過ごしましょう!

この記事はこんな人におすすめ!
  • イタリア移住したでイタリアの医療のことがよくわからない人
  • イタリア移住予定でイタリアの医療について知っておきたい人



\下記の記事も参考になると思うので、ぜひ、チェックしてみてください/


健康状態が気になったら

最近なんだか体の調子がおかしい、疲れやすい、最近チェックしてないから体の状態を知っておきたいと思ったらイタリアでは大体「血液検査」「尿検査」からスタートすることが一般的です。

日本のように、人間ドックのような全身をコンプリートしているようなパッケージは基本ありません。

どこで?何が必要?どんな項目を見てもらうの?という疑問にお答えします。


と、その前にこの内容は「Tessera Sanitaria(健康保険証)」を持っていて、「Medico familiare(かかりつけ医)」がいることが前提です。

まだ、この二つがない人は下記の記事を参考に登録してくださいね!



①かかりつけ医に処方してもらう

はじめのステップとしてmedico familiare( かかりつけ医)に処方箋を出してもらいましょう。
最近体調不調に感じるなど、何か気になることがある場合は、かかりつけ医に必ず伝えるようにしましょう。

気になることや、年齢などに応じてかかりつけ医が必要な項目を選んで処方箋を出してくれます。

尿検査をおこな場合は、検査当日の尿を入れる容器を薬局で買う必要があります。

②血液検査をする場所を決め、必要に応じて予約

血液検査や尿からの検査は公的機関を利用する場合、病院(ospedale)または地域保健所(ASL/Azienda Sanitaria Locale)で、私立の場合はクリニックやラボなどですることができます。

それぞれの特徴を簡単にまとめます。
筆者的には費用が抑えられるため公立病院がおすすめですが、思いついたタイミングで行きたいときや公立の病院が遠い場合は近くでもすぐにできるクリニックがおすすめです。

また、まだ公的補助が出ていない検査をする場合は特定のクリニックやラボでしか検査できない場合があります。
そのような検査をする場合、かかりつけ医が処方箋を出す際に教えてくれるかと思いますが念頭に入れておいてください。

公立病院またはASL
  • 予約が必要
    →予約なしで見てくれることも場合もありますが、かなり待つ覚悟必須
  • 予約がいっぱいで思い立ってすぐできない時がある
  • 費用が低い
クリニック(私立)またはラボ
  • 予約なしでいいところがほとんど
    →事前に確認しておくのがベスト
  • 費用が高め


公立病院またはASLで予約をする

近くにASLがある人はシンプルにASLの窓口に行って予約をするのがおすすめです。
ただ、仕事などなかなか出向くのが難しい人は近くのASLに電話またはオンライン予約が可能です。
ただし、州ごとに勝手が異なるためイタリア全土共通した情報ではないことをご承知ください。
またイタリアあるあるですが、うまく動作せずオンライン予約が難しいことも。

ローマのあるラツィオ州であれば、SALUTE LAZIOのサイトからできます。
筆者は、今まで採決は私立のクリニックでしていたので、最後までの流れはここでは省かせていただきます。
また、次回公的機関でした場合、情報をアップデートしますね!

③当日検査へ

病院やASLの場合は予約時間に行くようにしましょう。
私立のクリニックやラボで行う場合は、予約が不要のところであれば都合に合わせて行ってもいいですが、
採血は基本朝一に行うものなので、大体AM7時〜8時ぐらいにいくのが一般的です。

血液検査医をする場合は、朝食は抜きです!食べてはいけませんよ〜!

そして、①でもらったかかりつけ医からの処方箋を必ず持っていきましょう。

ポイント
  • 朝食は抜き!
  • かかりつけ医からもらった処方箋を忘れずに!
  • 尿検査がある場合は、朝イチの尿を持参すること!
  • 保健証(Tessera Sanitaria)も持っていきましょう!



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公的機関での支払いについて

公的機関で採血または診察を受ける際、基本的には前払いです。
そのため、予約時間より早めに行くようにしましょう!予約時間までに支払いを完了させておく必要があります。
筆者は病院なら20~30分前、ASLなら15分ぐらい前は着くようにしています。
(もちろん地域やその場所によって所要時間が異なるので、行ったことのある人に聞いてみるか、初回は早めに行くことをお勧めします)

処方箋や予約表などを持って病院やASLのsportelli CUPという窓口に行って先に支払いを済ませます。

ちなみに、この的機関に支払う自己負担金額のことを「ticket / チケット」と呼びます。
「この診察ってチケットで?」みたいな使い方をするので、覚えておくと便利です。


④結果を受け取る

大体翌日か2日後には結果をもらえることが多いです。

大体の場合は検査時にもらったパスワードなどを入力してオンラインで確認できるようになっています。
③の検査検査時に結果の受け取り方を教えてもらえると思うので、よく確認するようにしましょう。

③血液検査の結果をかかりつけ医に報告

結果が出たらかかりつけ医に結果報告にいきましょう。
特に何かの項目の数値が基準値を満たしていない場合は必ずかかりつけ医に報告しましょう。

特に問題がなくても、かかりつけ医はその結果をデータとして残しておいてくれるので結果報告を必ず行うことを強くお勧めします。

④必要に応じて処方してもらう

結果からなんらかの治療が必要だと判断された場合は、かかりつけ医が次のステップを案内してくれます。
薬やサプリなどで様子を見る場合は、服用すべき薬の処方箋やサプリの名前を指示してくれ、数ヶ月後に再度血液検査などでチェックするように促されます。

→特になにもなかったひつはここと一旦終わりです!
 また定期的に健康状態を確認するようにしましょう!


専門医を受診またはさらに詳しい項目を検査する方がいいなどと、かかりつけ医が判断した場合は該当する科の初回診察または別の検査のための処方箋を用意してくれます。

追加血液または尿検査の場合は、再度ここまでの流れに沿ってください。
専門医に行く場合は以下へ続きます。


レントゲンやエコーなどを持参する必要がある際

レントゲンやエコー画像を持って専門医へ行く必要がある場合も、かかりつけ医から処方箋が出され、それを持って撮影をしてくれる公立病院やクリニックに行く必要があります。

その場合、大体下記の流れになります。

・下記の⑤の予約をしてから、その予約日時までに撮影を済ませられるようにする
・撮影を先に済まして⑤の公立病院やクリニックなどを予約する


公的病院で運良く翌日、翌々日などに公立病院で診察をしてもらえる場合があります。
その場合は、公立病院で予約し撮影してもらうには時間がないかと思うので、即予約が取れる私立のクリニックなどでレントゲンを撮ってもらい、診察までに必ず用意するようにしましょう。
時間に余裕があれば、レントゲンなどの撮影予約を公立病院で撮影すると費用は抑えられます。

筆者の体験ですが、レントゲンを取ってから診察に行かないといけないことがありました。
費用を抑えるためにとりあえず、診察予約を公立病院でしたいと先にASLへ行きました。
大体数ヶ月かかることも多いと言われていましたが、運良く翌々日を案内され、帰宅後すぐに近くの私立のレントゲン技師に連絡し、診察前日になんとか予約をねじ込んでもらい対応したことがあります。

公的機関は予約がなかなか取れないと思っている人も多いですが、キャンセルなどの理由でかなり急に診察を受けないといけなくなる場合があります。


えりか
えりか

公的機関はなかなか予約が取れないって言われてるので、
一か八かでASLに聞いてみると、たまにサプライズで近い日を案内さることも!
(州によるかもだけど)



⑤専門医の訪問が必要な場合(公立病院編)

専門医への診察が必要とされた場合も、公立病院(Ospedale)または私立のクリニックを選ぶことができます。

公立病院を選ぶ場合は、

ASLの窓口に行き(または場合によっては電話でも)、処方箋を担当者に渡すと最短での診療可能日時を教えてくれます。例えば、ラツィオ州に住んでいる場合は、ラツィオ州内の病院の中から紹介されます。そのため、住んでいる地域から遠い病院を言われる場合もあります。あまりにも遠い場合や、そこまで行くのが困難な場合は近くの病院での最短を聞くのがいいと思います。
提案された日時と場所で予約をする場合は、その場で予約表を出して渡してくれます。
あとは、当日指定された場所に予約表を持参していきましょう。

ちなみに、タイミングによってはかなり先の日時しか空いていない場合があります。
待てるかどうかは自分で判断し、早めに診察を希望する場合は私立クリニックに行くという選択になります。


予約時間前に支払いを

事前にPagopaなどオンラインでも支払いができるようですが、筆者は当日30~40分早めに行きsportelli CUPという病院内にある支払いなどを行う窓口で支払いをしました。

CUPには窓口があり予約表を見せると該当する窓口のための順番待ちの番号がもらえます。
または番号発券機がある場合もあるので、支払いの窓口の番号を取り、掲示板などに自分の番号が表示されるのを待ちましょう。

2回以降の診察の場合は、病院で次回の予約表をもらった時に次回分を支払っておいてもOKでした。
次回早くくる必要性が省けます。

⑤専門医の訪問が必要な場合(私立クリニック編)

公立病院での予約が先過ぎて待てない、家の近くがいい場合は私立クリックに行くという判断になります。

ただし、公立病院に比べて費用は高いです。
参考までに記載すると、私立クリニックの場合、初診察は80〜120ユーロほど、公立病院だと州や科などによって異なるかもしれませんが25ユーロほどでした。

でも比較的直近の日時で予約が取れることがほとんどです。
また今後通うにしても近くの方が便利です。

ちなみに、Miodottore,itというサイトで私立クリニックや医者を探すことができ、サイトから予約も取ることができます。予約の際に料金も記載されているので、電話が苦手な人でも簡単に予約ができ便利です。
口コミなどを見ることもできるので、安心です。

私立クリニックの場合は、診察後に支払います。


⑥あとは流れのままに

初診察が終わったら次回の予約をその時に取ってもらえることが多いので、あとはスムーズにすすめることができると思います。

診察時にスケジュール帳などを持っていくと、その場である程度予定が確認できるので便利です。




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定期的にヘルスチェックを行いましょう

1年に1回はチェックをしよう、と思っていても1年が経つのは本当に早くてつい最近チェックをしたように思えるため、自分を奮い立たせないと難しいのが現実です。
しかし、状況が悪化してより難しい治療が必要になる前に小さな努力や治療で済ませるうちに対応できるようにしておくことが大切だと思います。

筆者も今回3年ぶりにチェックを行い、サプリメントを飲んだりし体をよりよい状態に戻す努力をしています。
運動不足もしかり、ビタミンD不足もしかり、何かと体に必要なものを供給することが健康にすごす秘訣だと改めて思いました。


この記事を読んで皆さんも、健康チェックに行ってもらえると嬉しいです。




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