イタリア映画「丘の上の本屋さん」在イタリア筆者のおすすめポイントと撮影場所

イタリア映画「丘の上の本屋さん」在イタリア筆者のおすすめポイントと撮影場所 映画・ドラマ

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チャオ、えりかです。

突然ですが、イタリア映画はお好きですか?

筆者は結構好きです!
ジャンルも様々ありますが、ハリウッド映画のようのな迫力はないもののよりリアルな感じと、あのシンプルな笑いが入るところもも好きなポイントの一つです。


今回は日本で2023年3月3日に放映された「丘の上の本屋さん」についてイタリア在住の視点からご紹介します!




この記事はこんな人におすすめです!

  • イタリア映画好きな人
  • イタリアに興味のある人
  • 映画何見ようか考え中の人






どんな映画?

イタリア映画「丘の上の本屋さん」在イタリア筆者のおすすめポイントと撮影場所
チヴィテッラ・デル・トロント (Civiterra del Tronoto)


とある小さな村で本屋さんを営んでいるおじいさんがアフリカから移民してきた少年に出会い、本を通して少年に対して大切なことを伝えていくという、心がほっこりする映画です。

撮影はイタリア中部、アブルッツォ州にあるチヴィテッラ・デル・トロント (Civiterra del Tronoto)という街で「イタリアの最も美しい村」にも選ばれているとても素敵な場所で行われました。

イタリアでは2021年に公開された映画でイタリア語では「Il diritto della felicità(イル・ディリット・デッラ・フェリチタ)」=”幸せの権利” というような意味合いのタイトルです。


日本語のタイトルとは大きく異なりますね!

その名の通り、大切な「権利」にも触れたメッセージ性の強い映画です。

3つのおすすめのポイント

この映画を実際に見ておすすめしたり理由は様々あります。
ダイナミックな映画ではなく、どちらかというとスローリズムな映画で「特別」感はあまりありません。しかし、この映画に込められたメッセージは心に残る、そんな映画です。



風景が素晴らしい

「イタリアの最も美しい村」に選ばれただけあり、村の様子やそこから見える景色がなんとも素晴らしいです。綺麗に彩られた街並みもこの映画の見どころの一つ。
都会とはかけ離れた静かな街に住む人々の暮らし向きも感じられとても素敵です。

アブルッツォ州にあるチヴィテッラ・デル・トロントですが、マルケ州とも一部隣接していおりとても魅力を感じる場所です。

筆者は必ずここへ行きます!(強い願望)





本屋さんの在り方を考えさせられる

本を買える場所=本屋さん、は少し悲しく感じる今日この頃。

ネットの普及により衰退していたった小さな本屋さんが大変懐かしいです。

「こんな本が読みたい」「こんな時はどんな本がいい?」そんな相談にのってくれる本屋さんは多くありません。

この主人公の本屋さんのオーナーは本をこよなく愛し、お客さんの希望に彼の知識を活かして対応します。

また、「本を読む」という本来の楽しさを伝えてくれているようにも感じました。




イタリアでの移民についてをテーマにしている

イタリアは日本に比べると移民の多い国です。
最近では2世、3世と生まれも育ちもイタリアである人も多いですが、両親がイタリア人でない場合文化の違いや差別などで苦労することも少なくありません。

しかし本は誰もが平等に感じることができ、平等にその物語へ入り込むことができます。
この主人公はお金がなく本を買えない少年に本を貸し出し、多くの世界を見させてあげます。

移民だからしょうがない、ではなくて誰もが幸せになる権利があるというメッセージがここにはあります。





幸せになる権利

イタリア映画「丘の上の本屋さん」在イタリア筆者のおすすめポイントと撮影場所


筆者もイタリアに移住した一人です。

イタリアはとてもいい国ではありますが、アジア人の顔立ちでイタリア人ではないのは明らかであるため、意地悪はされませんが「違い」を感じることは少なくありません。

また昔からの友達も近くにはおらず孤独を感じることもあります。

仲の良い友達が近くにいないなど仕方がないこともありますが、でも幸せになる、その権利がある、と感じて生きることは移住した筆者にとってもとてもワードだと感じます。



もし、ご興味があれば是非ご連絡ださい!
イタリアではRayplayより見ることができます。







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