こんにちはー。えりかです。
2019年の3月末にイタリアに移住し、1年が過ぎた今日この頃。
1年目は何と言っても、イタリアの環境に「慣れる」ことに専念したような一年となりました。
生まれ育った日本を離れるとこれまでの勝手とは違い、
自分が無力に感じることが日常茶飯事。
そんな筆者が1年経って、メンタル、体調、語学においてどのような変化があったのかを紹介します。
これから移住する人の参考になれば嬉しいです♪
「メンタル」(精神)的変化
まず大きく壁になるのがメンタルの持ちようです。
ここ1年で、変わったことはこの3つ。
- 無理をしない
- 気取らない・気負わない
- 夜22時からでも遊びに行く
無理をしない
これは、本当に大切だと思います。
ついつい、日本の文化だと相手を尊重して少し無理をしてしまうこともあるかと思います。
例えば、
・せっかく作ってくれたんだからお腹いっぱいでも全部食べよう。
・あんまり口に合わないけど、食べると喜んでくれるからちょいっと食べておこう。
・せっかく見せてくれたから、(あまり好きじゃないけど)買っておこう。
『食』のことが多いことに気がつきましたか?笑
筆者の例は食事系が多かったのですが、結局は「NO」とはっきりと言えるようになる!
これが大切です。
筆者は、当初「残さず食べよう」とか周りが食べてるから食べておこうとかそういうところがあったのですが今は「欲しい、欲しくない」をしっかり言えるようになりました。
もともとYES/NOははっきりしている方ですが、それでも「期待に応えたい」という気持ちが勝ってしまうことが多く、無理していたことがあります。
でもそんな努力も不要だと思いました。
誰も無理を望んでいないとわかったから。
なので、「この子いつもNOばっかり」と思われてもいらないものはいらない!
それでOKです。
イタリア人は自分もそういう風に無理をしない分、相手がNOとっても対して何も思っていないようです。
勝手に無理しても、相手は対して何も思っていません。笑
気取らない・気負わない
どうせ、初めは一人では何もできません。
割り切ることが一番です。
いつかできるようになる。
筆者は、初め義理の両親と同居からスタートしたこともあり自分だけの時間、空間が取れず外に行きたくても心配して誰かが付いて来る。。そんな箱入り娘のように半年以上過ごしました。
一人でどこでも不自由なくいけるようになりたい、ずっとそう思っていました。
(今でもそれはまだ変わらずです)
でも、結局誰かの助けが初めは必要です。(特に公的手続きなどには)
無駄に「一人でできない、無力だ」なんて思わなくてもいいと感じました。
だって、難しいもん!って。
「できない、助けて」と気取らず、そして自分にも「なんで何も一人でできないの?」って思わなくてもいいと思います。
言葉が慣れると、だんだん活動範囲も行動範囲も広がります。
誰かと一緒に行ったことあるところから一人で行くのもありです。
なので、気取らず、気負わずが大切でだとわかりました。
※でも甘えすぎて努力を忘れないように注意が必要中です!
22時からでも遊びに行く
日本にいるときは22時集合、って言われても、「おそ!行かない、明日起きれなくなるし」
というように、あまり遅くから外出する気にはどうもなれませんでした。
そもそもこんな時間に集合することなんてほとんどありませんでしたが。
でもここイタリアでは結構集合が遅いことが多いのです。(もちろん地域差はありますが)
なので、21時から夕食なんてよくありますし、ましてや食後の1杯行こう!っという際の集合は22時ごろなんてザラです。
でも、ビール1杯飲みに行く!それだけでも出かけて友人とのコミュニュニケーションの機会をつくる努力をするイタリア人には関心です。
「どうせ1時間しか会えないならまた今度にしよう」という筆者の今までの考えはここイタリアに来て大きく変わり、少しでも出かけることによってまた違う出会いや楽しみが生まれることを学びました。
特に無職で朝もゆっくりだし、できるだけ出会いを増やす!
これが今のミッション!
食事・食生活の変化
もちろん、イタリアにいるのでイタリア料理に出会うことが断然多いです。
食事・食生活に関しての変化はかなり多いです。
- 野菜・フルーツの摂取増加
- 「食べる」と「飲酒」は別時に
- チーズ・生ハムを受け入れる
- トマトが嫌になる時が来る
- 常にオリーブオイルと生きる
- 日本食の方がたくさんの量を食べられることに気づく
野菜・フルーツの摂取増加
毎週近所に採りたて野菜などが買える市場が来るので、そこで新鮮な野菜をたっぷり購入します。
日本よりも野菜・果物が安いことが多いので惜しまずたくさん食べます。
また食事でもお肉料理・野菜料理・その後フルーツと食事内容に食べる習慣が組み込まれていることも多いので、自然と摂取量が増えている状態です。
健康、健康。
「食べる」と「飲酒」は別時に
食事しながら、お酒を飲む日本に比べて比較的食事後に飲酒をすることが多いイタリア。
そのため、夕食後に飲みに行くっていうことがほとんどです。
それに従って、筆者も食事中はワイン少しだけ嗜むぐらいでしっかり飲む際は食事の後になりました。ただ、何かの行事の際などは食事とお酒は一緒です!
チーズ・生ハムを受け入れる
当初から嫌いではなかったのですが、特に「大大大好き」というほどではなかったチーズやハムなどの加工食品。
でも、途中で本当に「もう見たくない」という時期が来ました。
なんだか塩辛く、食べると疲れる。
でもそれの時期を乗り越えるととっても好きになり、今ではわざわざ買って食べるほどに。
トマトが嫌になる時が来る
イタリア料理には欠かせないトマト群。
たくさんの種類があり、料理の内容によって使用するトマトの種類を変えます。
筆者はトマトが大好きなんですが、現在1年が経つ頃好きなトマトと嫌いなトマト、好きな状態と嫌いな状態がだんだん鮮明になって来て選り好みをしてしまっています。
また好きになる時期が来るかもしれませんが。。
(加筆:好きになりましたが、生トマトアレルギーを発症)
常にオリーブオイルと生きる
イタリア料理といえば、オリーブオイル。
何かにつけて基本常にオリーブオイルです。
何か揚げ物をするとき以外はオリーブオイルが出動します。
サラダのドレッシングも基本オリーブオイル。
今は美味しいオイルとそうでないオイルがわかり始めたかな?という状況です。
日本食の方がたくさん食べられることに気づく
もともとたくさん食べる筆者ですが、日本料理を食べる時の量とイタリア料理を食べる時の量。
同じお腹いっぱいになる状態まで日本食の方が量として多く摂取していることがわかりました。
いくら美味しいイタリア料理でもやっぱり日本食を体はより好んでいるようです。
白いご飯がおいしいです!
体・体調の変化
実は、意外と繊細だとわかった筆者の体。
環境の変化に異常に反応してしまったのかもしれませんが。
悲しくも何か起こっています。
- 花粉症が悪化
- 食べもののアレルギーを発症
- 耳の中がより汚れやすい
花粉症が悪化
日本では生息しない植物がイタリアにはあること、また自然が多いことが原因でだと思いますが、花粉症が悪化したように思います。
もちろん、薬を飲むと落ち着くのですが完全には無くなりません。。
マスクの文化がないイタリアでマスクをあまりつけなかったのも一つの要因かもしれませんが。
食べもののアレルギーを発症
日本にいる時はアボガド以外アレルギーがなかった筆者ですが、ここ最近で、スイカ・メロン・いちご・さくらんぼも食べれなくなってきました。
花粉症の延長で、体が異常に反応しているのか不明ですが食べると喉が痒くなったり、気分が悪くなったりとします。イタリアの野菜・果物はあまり改良などされておらず、より成分などが強いのだと言います。
一時的なものであることを願いつつ、また時間をおいて再チャレンジしていこうと思います。
(加筆:5年目に突入している現在も変わらず)
耳の中がより汚れる
ドイツに留学した友人と話していたのですが、日本にいつ時にくらべ耳が汚れていると感じることが多いと感じます。理由はわかりませんが、なぜだか耳が痒くなったり、掃除したくなります。これに関してはかなり謎です。
二年目に期待!
一年目はこのように成長とはいえないほどの状態ですが、
なんとか幸せに生きています。
色々と体の変化や、考えることなどもありますがその都度クリアしていきたいと思います。
二年目はもっと活発に1人で色々と出かけたり、仕事したりより「一人の大人」として
イタリア人に紛れて頑張って生きたいと思います!
来年もこのような記事が書けることを願います!
同じように移住した方、これから移住する方、
筆者の1年はこのような感じですが何か共感していただける内容であれば嬉しいです。
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