こんにちわ、えりかです。
イタリア人の旦那君と恋愛期間を入れて早10年。
結婚してかから2年半ほど経った今、二人の関係をどのようによ良好に続けていけるか。
いくら好きな人、好きな国、好きな文化とはいえ、はやりぶち当たる文化、国際結婚の壁。
日本人同士の結婚ももちろん、色々ありますが今回は、
イタリア人の旦那君とのイタリアでも国際結婚で
「どんな壁にぶち当るか、そしてお互い工夫している円満の秘訣」 についてご紹介します。
筆者の場合は、筆者(日本人)が、イタリア人の旦那君とイタリアで生活をしているので、
外国で過ごす筆者の視点からの内容となります!
その点を踏まえてご一読ください!^^
国際結婚生活でぶち当たった・当たっている壁
まず、夫婦円満には、「外国で過ごすパートナー」がどんな問題を抱えているか、
どんな点でストレスを感じてしまうか、を自国に住むパートナーに理解してもらうことが大切です。
どのようなことが海外生活、国際結婚で不安、ストレスに感じてしまうかをまず下記にてご紹介します。
異国での「行動範囲」の壁
日本では自由に行動できていたのに。。
イタリアでは誰かに頼んで出かけたり、行動することが多くなりました。
大きな町の市内に住んでいると交通機関も充実しているので、
比較的一人行動もしやすいかと思いますが、筆者のように郊外に住んでいると、車がないと不便な場合も少なくありません。
幸運にも筆者は小さい町ですが、中心地から徒歩圏内に住んでいるため、近くであれば一人でふらっと出かけるのですが、ローマに出る際は、近くの駅から出かける時はあるものの、電車の都合で遠くの駅から電車に乗りたい時など、いまだに家族の誰かに頼むことも少なくありません。
そのため、現在運転勉強中です。
2年半ほど移住から経った現在、より言葉も自由に話せ、かってもわかってきたので比較的気軽に外出しますが、それでもたまに「車で○○まで行きたいけど、ひとりでいけない。。」など多くあります。
日本なら、勝手にバスや電車で行ったり、車で出かけたりしてたのに。。
初めは多くの人が助けてくれるので、それに慣れてしまい一人になるのが億劫になることも、
なのに誰かと行くのも億劫になったり、、、
なんて複雑なんだ!っと自分にことも多々です。
「友達」の壁
筆者は「友達」と時間を過ごすことが好きなタイプです。
でもそれは「知り合い」ではなく、腹をわって話せる人との時間です。
そのため、なかなか「友達」を作るのに手こずってしまいます。
幸運にも今は数人います。
しかし、言葉も違えば文化も違う場合、本当に友達になるのはそう簡単ではないのが現状です。
「友達」も人によって定義が異なるかとは思いますが、「この人といると楽しいな」「この人には色々話ができるな」「気が合うな」と思う人に出会えたら自分から積極的に接近して、関係を築く努力が必要です!
「言葉」・「文化」の壁
これは慣れるまでしょうがないかもしれませんが、やはり苦労を感じるのも否めません。
相手の言葉を聞き取るのももちろんですが、自分の気持ちもすんなり正確に表現する語学力が生活には必要です。
これもまたストレスを感じる大きな原因です。
また、文化も同じく「イタリアの普通」と「日本での普通」が異なる時があるため、
「なんでこの人、こんな仕方?」などと腹を立ててしまうことも。
「ここではこうなんだ」とわかるのに少し、時間と我慢が必要そうです。
境目がわかないジレンマの壁
「これは文化の違い」それとも「この人がこうなの?」というラインでのジレンマをよく感じます。
正解がわからないのです。
なにかに怒りを感じても、「イタリアではそれが普通なのか?」と思って自分の意見を引っ込めてしまうこともあります。
これも先輩方から聞くと、いずれわかるらしいのですが、まだ2年半の筆者には難しいラインではあります。
ただし、色々考える前に、やはり気分が悪くなったことや、怒るところは怒った方が、いいようです。
イタリア語で怒る、他人に意見をぶつける、ハードル高めですが、筆者もがんばります。
旦那君にもその時どう言えばよかったか、と後で練習することも。
はい、常に戦闘態勢は欠かせません。(笑)
いやー本当に色々。
いい時はいいけど、気分が落ちる時は落ちますね。。。笑
これも人生!
特に移住したては頑張ることが山積みかも。。
マイペースにがんばろう!
夫婦円満、家庭円満の秘訣
上記の問題を抱えた上での結婚生活をいかに楽しく過ごすか。
我が家は、結構仲がいい方だと思うので、実際に気をつけている点についてまとめてみました。
(とはいえトータル約2年半のうち、1年は普通の生活、そしてあと1年半はコロナ発生のため旦那君もほとんど家にいる環境での状況です。
実際の生活スタイルが始まると、また変わってくるかもしれませんが。)
イタリア語を頑張る
まずは、これ!イタリアに住んでいる以上「イタリア語」は必須です。
もちろん、家族間ではイタリア語でなくても英語や日本語でコミュニケーションをとることができる場合もあるかと思いますが、一歩外にでればイタリア語なしでは苦労します。
生活はやはり家のだけでは成り立たないもの。
そのため、イタリア語をどれだけ話せるかによっても、イタリアでの自分の行動範囲が大きく変わります。
ペラペラでなくても、少しずつでもイタリア語を習得し、
誰に頼ることもなく誰かと気軽に話せるようになると、孤独になりがちな海外生活もより楽しくなるはずです。
イタリア人パートナーにも、色々と表現を教えてもらったり、練習相手になってもらうなど、
片方が孤独、片方がサポート疲れなどならないようにお互いが努力をするとより円満になれるはずです!
人との出会いの場を作ってもらう
初めはわからない言葉の飛び交う交流の場は、少し苦痛に感じることもあるかと思います。
イタリア人はおしゃべりが好きが多いので、同じタイミングで複数人が話をしていることも多々。
(筆者も、よく脳のバッテリー切れで途中からもうなにも聞き取れなくなっていることがよくあります。笑)
筆者もいまだに話に入りきれずにいることもあります。
しかし、新しい人に会うことで新しい発見があったり、イタリア語の上達にもつながったりとプラスの面をたくさんあります。
筆者も、旦那君の友達と食事に出かけ、その奥さんととても仲良くなりました。
もちろん中には「この人とは合わないわ。。」なんて思うこともありますが、これも勉強です。
プララスの何かに出会えることを願いながら、たくさんの機会を作ってもらい
より社交的になる努力をするのも、海外生活に馴染むための大きなステップでもあります。
感情を落ち着いてつたえられるように訓練する
筆者は、嫌なことがあると黙り込むタイプです。
ただ、イタリア人の旦那君にはこれは通じません。
なぜなら、言葉にしないとわかってくれないからです。
でも不満を伝えようにも気持ちが高ぶってうまく伝えられないことも多くあるのですが、
少し時間をおいてでも、しっかり自分の気持ちを伝える努力をすることが大切です。
でないと、ある時、ほんの些細なことで爆発してしまい、「え、なんでこんなことで?」という事態になりかねません。
日本人はイタリア人に比べて、自分の意見や感情をを日頃からちょいだししするのが、
苦手なように感じます。(少なくても筆者はそうです)
なので、少しずつでもできるだけ感情的になる前に小出しし、
そしてそれをイタリア人のパートナーにも聞いてもらえるようにお互い努力するといい関係が築きやすいです。
何といっても、吐き出し口が基本的には、イタリア人のパートナーとなるわけですから。。
異国で大変、複雑な思いを抱える側と、その吐口になる側。
どちらもにも忍耐、努力が不可欠です。
えりかは、僕にばっかり怒るんだよ。。疲れるー!!
あなた以外に誰に思いっきり怒れると思う?ヒヒヒ
頑張って堪えてね〜
正直に愚痴れる環境・関係を構築
今まで身近にいた友人がすぐ近くにいないのは、海外生活において大きなダメージです。
筆者は、よく愚痴るタイプなので、特に友達と毒を吐きながら話す時間がとても大切でした。笑
ここイタリアに移住後、まずは旦那君に愚痴り、そして彼のママ。(お気の毒ですが、笑)
そして、数少ない友人です。
筆者は、交友関係は狭く深く、が多いので大体の友人と呼ぶ人には自分の正直な気持ちを伝え、
彼らも同様に話してくれます。
もちろん、日本の友達ともちょこちょこと電話などで連絡を取りながら、
自分のメンタルバランスをできるだけ保っています。
人付き合いは人それぞれですが、筆者は旦那君だけでなく、少ないですが信頼できる人に
楽しい話、悲しい話などを共有するようにし、より心の健康に保つようにしています。
それが結果として、旦那君の負担を減らすことにもなります。(旦那君はほっとしているにちがいない)
我が家ではうまくこれが機能しているようです。
それぞれの意見を尊重する
ずっと一緒、どちらかがいないとなにもしない、というのは我が家ではご法度にしています。
もちろん、一緒に多くのことを楽しむことも多いのですが、彼は彼の世界、筆者は筆者の世界があっても、その行動に制限をかけることはお互いしない主義です。
筆者も、自分の友達だけで遊びますし、彼も同様。
一人で買い物に行きたい時は、一人で行きます。
全て一緒ももちろん楽しいのですが、違う人と接することによってよりリフレッシュし、
お互いの意見や行動を敬えるようになります。
自分だけが犠牲になったと思わない
この点は結構大切だと思います。
人は辛い時や悲しい時、人のせいにしてしまったり、人に八つ当たりしたりしてしまうことがあります。
「私だけが異国に住んで、何もできない。好きなことが自由にできない。一人ではなにもできなくてもやもやする」などという感情が生まれてしまうことがあるのも当然だと筆者は思います。
しかし、少し考えてみると「助けるほうも大変だよ」という思いが芽生えます。
確かに、わからないことだらけのパートナーの代わりに、フォローしたり、色々とお世話?をしてくれている相手ももちろん大変ななずです。
だから、自分だけが辛い、ということは口には出さないほうがいいかと思います。
もちろん、そんな気持ちになり八つ当たりを働いてしまうこともあるかと思いますが、
その後一旦冷静になった時にでも、「ごめんね」の気持ちを相手に伝えるようにしましょう。
意地を張っていては、解決することもしなくなってしまい、相手から根をあげられてしまうかもしれません。(筆者は、なんどか根をあげられそうになりました。笑)
自分の世界を作ろう!
同じ文化、同じ環境で育った人同士でも人と暮らしていくのは簡単ではありません。
お互いが思いやってなんとかやっていけるのです。
が、依存しあっていると長年付き合っていくには少し疲れてしまうこともあるので、
筆者は、それぞれが自分だけの「世界」=社交の場を持ってそれぞれの生活を充実させ、
その中で一緒に歩めるのが理想だと思います。
筆者はまだ2年半ほどのイタリア生活でまだ、「自分の世界」の確率が出来きっていません。
しかし、生活の中での出会う人、機会を大切に自分の生活をより充実したものにしたいと感じています。
こんだけ語りましたが、円満の秘訣はそれぞれです。
お互いにちょうどいいラインを探りつつ、楽しく過ごせるよう頑張りましょう!
初めは特に大変ですが、一度の人生、より素晴らしいものいなるように頑張りましょう!^^
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