イタリアに留学経験がある 大阪出身の えりか です。
イタリア語の勉強、移住して1年半ほど経ちますが今だに苦戦しております。
そんな筆者から、イタリア語語学留学を考えている人に向けて
筆者が実際に経験した「1年間のイタリア語語学留学」の勉強量とその成果をご紹介します。
イタリア語は発音は筆者たち日本人にとっては英語やフランス語などに比べるとまだ発音しやすい方だと言われていますが文法はなかなか難易度は高いとも言われています。
どれくらいでイタリア語習得できるのか。
そんな疑問を持っている方もいるのではないでしょうか?
もちろん、語学は人によって得意不得意、吸収しやすい人そうでない人。
または環境によってレベルアップのスピードはそれぞれですが
「どれくらい留学しよ?」
「イタリアの語学学校の勉強量って?」
という悩んでいる方への助けになれれば幸いです。
▼▼ちなみに留学スタート時の筆者の状況は下記の通りです▼▼
1年を経た後のイタリア語レベルは?
恥ずかしながら試験には合格できませんでしたがCILS のB2を受験するレベルです。
日常会話、日常生活がなんとかできる!というレベルです。
当日の試験は、通っていた語学学校にて受験しましたが、
その際の担当の先生曰く、”ちゃんと学校でCILS対策しとかないとー”ということでした。
いくら語学を学んでもやはり受ける試験に対しての対策は欠かしてはいけませんでした!(汗)
勉強不足!!
イタリア語学学校での勉強
ここからはイタリアの語学学校での勉強の様子をご紹介します。
スケジュールや宿題など詳しくみていきましょう。
授業
月曜日〜金曜日の午前中いっぱい 90分x2コース
1クラス10名弱のグループレッスンでした。
宿題
毎日たっぷり! (3時間ほどかけていたと思います)
単語を覚えたり、活用を覚えたり。
またはその日学んだ文法の練習問題。
基本金曜日に出る週末にする宿題は覚えることが多く大変でした。
また先生にも毎日顔を合わせるので、サボってるとすぐばれてしまい、
指摘をされる(はじめは優しめに)ので、真面目にがんばりました!!
進級テスト
次のレベルに上がるためのテストもありました。
月一ぐらいのペースで1コースが終わります。
そのためそのコースで学んだ総まとめのテストが定期的にあり、合格するために必死に勉強しました。
全過程が終了するまでの所要期間
筆者の通っていた学校では”半年”ほどでした。
毎日休みなく、また一度も落第することもなくスムーズに行った場合は半年間の設定です。
これは、学校のカリキュラムにより異なるので必要な場合は事前に各学校へ確認をしましょう。
学校以外での課外活動
語学学習は、学校が終わって宿題をして勉強が終了するというわけではありません。
留学生活で得られる大きなメリットは学校の外でもイタリア語を使えるということ。
生活で使用する表現などもしっかり習得できるように頑張りましょう!
家でもしっかりイタリア語を使用
イタリア到着後〜2ヶ月間は、学校が斡旋してくれるアパートでイタリア人の女性オーナーと、
もう一人のイタリア人の女の子と暮らしました。
それぞれ別行動が多く、接する機会もあまり多くなかったのですがここでもイタリア語は必須で、
英語が全く通じず苦労しました。
その後、筆者の場合は学校の近くのアパートを他3人のイタリア人とシェアしていました。
ラッキーなことに日本に興味のある学生の女の子、そしてその恋人、はちゃめちゃだけどとても優しい女の子、との同居だったためキッチンで顔合わせした際など、イタリア語でコミュニケーションをしっかり取っていました。
(心が広く、我慢強いメンバーと同居でき本当にラッキーです)
またその日学んだことを練習できるようにと時間をみて相手になってくれるなどとても協力的だったことも大変、語学力向上につながったと思います。
イタリア人の中でひとりぼっち
当時の彼(今の旦那くん)はもちろん彼の家族の元へもしょっちゅう訪れていたので
かなりの練習になりました。
わからないながらも話し、聞く。
全く英語が通じない家族の中で過ごすことによって、より多くのことを覚えられたと思います。
そして学校のない週末でも彼らと一緒にいることにより常にイタリア語漬けで
大変疲れましたがありがたい状況下でした。
日本人の友達がほぼいない
元々、日本人と海外では一緒にいたくない!というような頑なな性格のため
日本のエージェントが扱っていない学校を探し入学しました。
そのため、稀に違うクラスに日本人がいることがありましたが友達になるまでは至らずです。
筆者は、スタートがたまたま同じだった韓国人の女の子と仲良くなりました。
彼女は日本語が話せましたがお互い助け合いながら、グチをこぼしながらイタリア語を一生懸命学びました。
(日本語が少し話せる彼女に出会えたことは大変幸運でした。でなきゃあまりにも安らぎがなさすぎる・・)
常に意識を高く保てたか??・・
もともと筆者は”怠け者”です。笑
ただ性格は前向きで向上心があるタイプ。
ですので、ずっと「やる気がない」ということはなかったですが、
やはり常に頑張り続けることは難しく少々だらけていた時期もありました。
午前中の学校が終わって、宿題もある程度に片付けたら
パソコンで日本のドラマやアニメをストリーミングで見続ける、という日課ができていたことがあります。
「あー言葉がわかるって快適!」なんて思いながら時間は刻一刻と過ぎていました。
そのような波が何度か訪れましたが、宿題などのやるべきことはしっかり終わらせていました。
(先生に怒られたくない&韓国の友達に置いてけぼりにされたくない、という理由、笑)
理由はなんでもOK!
適度の圧が怠け者には必要!クク
たまには息抜きやあまり気が乗らない時期が来るのは普通だと思います。
「適度に息抜きしながら」は悪いことでは決してない!
イタリア留学を考えはじめたら、情報集め!
最終的に留学エージェントを通さずにイタリア留学をした筆者ですが、当初は本当にたくさ〜んの留学エージェントに資料請求をし情報収集やカウンセリング、インターネットでの情報収集を行いました。
絶対申し込みしないといけない、というわけではないので、相場やだいたいのコース内容など色々と聞いてみるといいと思います。
留学カウンセリングも受けてみると、自分の目標が明確になったりやアドバイスもいただけたりするので、最終的に申し込みするしないをかは別に詳しい人、プロの人に色々と話を聞いてみることをお勧めします。
1年語学留学した私から伝えたい、イタリア語学留学のポイント!
いかがだったでしょうか?
上記のような状況下で約1年の留学後のイタリア語のレベルは「日常会話、生活がだいたいできるレベル」でした。
これはあくまでも筆者の経験に基づいた内容です。
もちろん、それぞれの環境・条件によって上達レベルは異なります。
しかし、下記の内容をこれからイタリア留学を考えている人に向けて
お伝えできればと思います!
以上、皆さんが充実したイタリア語語学留学ができることを願っています!!
In bocca al lupo!(幸運を!)
PS..ちなみに筆者は今、この本でイタリア語を少しずつ復習しています。。
語学取得の道は長し。。。
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