【お肉の部位】イタリア語で知っておきたいお肉の部位!【とり肉編】イタリア在住者必見

イタリア語で鶏肉の名称を覚えよう イタリア料理・食材


「鶏肉」の各部位をそれぞれイタリア語ではどのように表すのかをご紹介します。
またどんな料理に使われているのかも、参考までにご紹介しています。

スーパーや、お肉屋さんでお買い物の際、
またはレストランでのメニューの解読に役立ててもらえれば嬉しいです。


この記事はこんな人にオススメです!

・イタリア生活においてまだお肉の部位の名前を把握していない方

・イタリアのレストランでメニューをスムーズに解読したい方

・イタリア料理が好きな方

鶏さんの部位

下記は、イタリアの鶏さんのお肉の部位です。

図を借りてご紹介しています。
結構シンプルな区切りのようです。

イタリア語で鶏肉の名称を覚えよう

引用元:almentipadia.it


下記は日本の鶏さんの図です。

食べるパーツとしては日本の方が細かく区切られています。
日本には部位ごとに焼き鳥などで食べる文化があるためだと思われます。
イタリアの場合、ホルモン系の内臓は単独ではなく大きく分けて「ホルモン」として色々な部位を混ざったものを総称していることがほとんどです。

イタリア語で鶏肉の名称を覚えよう

引用元:torisei

部位の名前

下記はイタリア語と日本語の表記にて部位名をまとめたものです。

※地域によって名称が異なる場合があるのでご注意ください。

イタリア語日本語
1CRESTAトサカ
2BECCOくちばし
3BARGIGLI肉ぜん(肉垂れ)
4COLLO首肉(せせり)
5PETTOムネ
*TENERE DI POLLササミ
6ALA/ALLI手羽(背中の肉を含む)
*ALETTE手羽(背中の肉を含まない)
7SOVRACOSCIAもも肉(背中の部分からモモ部まで
*足の付け根あたり)
8COSCIAもも肉
*FUSIもも肉(膝までの部位)
9ZAMPA
10CODAぱんちり(尾骨肉)・みさき(尾の先)
11DORSO背肉
12
*FRATTAGLIE / RIGAGLIE
(FEGATO,CUORE,RENI,STOMACO MUSCOLARE)
ホルモン総称(肝臓・心・腹筋)
イタリア語と日本語の鶏肉の部位



各鶏さんの部位について

各部位についてそれぞれ詳しく紹介していきます。

イタリアと日本では食べる部位も、分け方も多少異なります。

1.CRESTA/トサカ

日本では馴染みの無いこのトサカの部分。
正直少し私には抵抗がありますが、イタリアでは料理に使用することもあります。
ただし、よく使う食材ではあまりなく、鶏を飼育している家庭や、好きな人がお肉屋さんに注文して購入するようなあまり一般的ではない部位になります。

このCRESTAにはヒアルロン酸が豊富です。
女性で抵抗のない方、ぜひお試しください。

CRESTA/トサカを使った料理

イタリア語で鶏肉の名称を覚えよう

引用元:LOVElanghe.net

Finanziera(フィナンツィエラ)


北イタリアにピエモンテ地方で生まれた料理で、
トサカや仔牛の内臓などを合わせて作った料理です。
味は、、想像できませんが食べる機会があれば、
ぜひ挑戦して見てください!

2.BECCO/クチバシ

こちらは、食べる部位というよりは出汁を取る部位となります。
お店に並んでいることはほぼありません。

3.BARGIGLI/肉ぜん(肉垂れ)

この部位も日本同様、あまり一般的に食べることの少ない部位となります。
しかしこちらの部位もコラーゲンやヒアルロン酸が豊富に含まれているので、古代から楊貴妃などが食べていたと言われています。

BARGIGLI/肉ぜん(肉垂れ)と使った料理

イタリア語で鶏肉の名称を覚えよう

引用元:cucchiaio.it

Risotto con i bargigli di gallo(リゾット)



こちらは肉ぜんを使ったリゾットです。
材料には、内臓やトサカも含まれており栄養は満点です。パルミジャーノチーズとバターで味付けされたリゾットです。

4.COLLO/ 首肉(せせり)

焼き鳥屋さんにはあるこちらの部位。
せせりは私も大好きなのですが、イタリアの鶏さんの首肉は少し生々しい。
ぶつ切りにされた状態で見ることが多いので、料理もなかなかの姿で盛り付けられています。
(頭付きとか。。)

Pollo al forno(鳥のオーブン焼き)


こちらは家庭でよく食べられる料理の一つで、鶏肉をローズマリーなどで味付けをしオーブンで焼き上げた料理です。
一匹で鶏を入手した際などにもよく調理されます。

(首だけの料理は少しグロテスクな画像が多かったためこの料理にてご紹介)

5.PETTO/ムネ肉

タンパク質が豊富でヘルシーな部位であるムネ肉です。
イタリアではよく食べられますが、
ダイエットや食事療法などによく進められる健康的な部位として浸透しています。
「ダイエットにいいから」「筋肉改造中だから」という理由などで食べる人がたくさんいます。

イタリア語で鶏肉の名称を覚えよう

引用元:buonissimo.it

Petto di pollo al limone(ムネ肉のレモン風味)

レモンで味付けしたシンプルな料理です。
少し小麦粉を入れとろみをつけただけの料理ですが、
さっぱりでとても美味しくいただけます。

TENERE DI POLL/セサミ

日本では「ムネ」と「セサミ」の部分では別の部位として認識されることがほとんどですが、
ここイタリアではムネ肉とほぼ同じような扱いをされています。


6.ALA(手羽)

日本でも大人気の部位は、イタリアでも大人気です。

ALAとは手羽全体(腕から手先まで)をさします。
よく食べられる部位で多くの料理に使われます。

Alette di pollo in padella con olive nere(手羽と黒オーリーブ焼き)

手羽先を黒オリーブと一緒にフライパンで調理した料理です。オリーブを使った料理、実にイタリアらしいです。鳥から出る油を吸い込んだオリーブも大変美味しい一品です。

ALETTE

ALAとは腕から手先の部位を指すのですが、このALETTEは腕の付け根部分がないバージョン、
もしくは手羽中にあたる部分を指す際に使います。
このALETTEはこの腕の付け根のないものも、手羽中のことも両方を指すことがほとんどです。

ALAに比べて少し小さく、こちらも美味しい部位の一つです。



7.SOVRACOSCIA(モモの付け根)

中心に骨はありますが、柔らかく、肉厚で食べやすい部位です。
あまり日本ではこの部分を分けて食べることは少ないですが、イタリアではよく見かける部位です。

Sovracosce di pollo al forno con patate(モモとポテトのオーブン焼き)

鶏肉とポテトを一緒にオーブンで焼くこのシンプな料理は家庭でもよく食べられる料理の一つです。
セージとローズマリーの香りをつけたお肉とポテトが美味しい一品です。

8.COSCIA(もも肉)

太ももから膝までの部位です。
日本では骨から剥ぎ取られて販売されているのが一般的ですが、
イタリアでは骨ごと販売されていることがほとんどです。

お肉屋さんで注文する際は、「骨を外してほしい」とお願いすると外してくれることがあります。
骨無しでの料理をしたい場合はお願いするのが楽ちんです。
(混雑していたりする場合、してもらえないこともありますが。)

Cosce di pollo alla paprica(もも肉のパプリカ風味)

もも肉をパプリカの粉でピリッと辛くし味付けした料理です。
ここにもローズマリーを入れて香り豊かに仕上げています。

9.ZAMPA/足(もみじ)

鶏の足は、形の通り日本では「もみじ」とも言われてお入り、コラーゲン豊富な食材として
食べられているようです。(あまり一般的ではありませんが)
こちらイタリアでも、食材として使用される部位です。

Brodo di pollo(チキンの出汁)

足だけの部位ではないですが、鶏の骨やカシラなどあまり食向けではない部位や骨などを使い、鶏ガラスープを作ります。
このスープを使って、冬などにはパスタを入れて食べることもあります。

10. CODA/ぱんちり(尾骨肉)・みさき(尾の先)

この尻尾にあたる部分はイタリアではあまり食べることのない部位です。
上記のように出汁を取る際に入れるぐらいです。 

11.DORSO/背肉

こちらも多くの場合、鶏さんを丸ごと調理する際に使われる部位です。
この部位をわざわざ買って調理することは珍しいようです。

12.FRATTAGLIE(RIGAGLIE)/ホルモン

貧しい時代にはごく普通に食べられていたホルモン系の部位ですが、近年の若者には少し合わないようで、多くの若者は食べるのを拒んでいると聞きます。
そんな「大人の部位」ホルモンですが、こちらは比較的お肉やさんでも手に入りやすい部位となります。
お店にもよりますが、店頭に普通に並んでいます。
またスーパーなどでもたまに見かけるほどです。
しかし、ホルモンというまとまりで売られていることが多いため、
日本の焼き鳥のように、「こころ」だけ「肝」だけという分類はなされていないことがほとんどです。

イタリア語で鶏肉の名称を覚えよう

引用先:piccole ricette.net

Crostini ai fegatini di pollo(鶏ホルモンのクロスケッティ)

こちらは、様々のホルモンの部位を煮込んだものを、
サクサクのパンに乗せて食べる料理です。
「パテ」のようなもので、癖があまり強くなく形もほぼわからない状態になっているので食べやすいと思います。

PolloとGalloそれからGalla

イタリア語ではお肉の部位を表す際、○○○(部位名) + di ▲▲(動物名)をという表現を使って
表すことが多くあります。

例えを挙げると、Petto(ムネ肉)di Pollo(鶏)というような形となります。

その際に、この▲▲(動物名)にPolloやGalloもしくはGallaなどと同じ「鶏肉」でも動物名が分かれて表現されることがあります。

日本では全て「にわとり:鶏肉」という認識ですが、
イタリアでは鶏の若さや性別などを分けて表現することがあるからです。

ということで、違いをご説明します!

Pollo・・・若い鶏のこと(メス&オス)(生後40日から1年ほどのもの)体重は1.5kgs以内のもの

Gallina・・・メス鶏→卵を作ってくれる

Gallo・・・生後10ヶ月以上のオス鶏。繁殖のため

Galletto・・・Polloよりも若い鶏。


基本的には、食肉で私たちがお世話になるのは「Pollo」で若い鶏さんたちです。
たまに、部位によってはGalloやGallinaをという言葉を耳にすることもあるかもしれませんので、
知っておくと便利です。

イタリアでは「一羽」も普通

日本ではあまり見かけることがないかと思いますが、イタリアではニワトリを「一羽」丸ごと販売されているなんて日常茶飯事です。お肉屋さんではもちろん、スーパーでも大きなトレーなどに毛がむしり取られた状態で販売されていることも。

また、農業をされている家庭や庭が広いお家などではいまだにニワトリを食用として飼っており、
魚をさばくかのように、朝からニワトリをさばくことも。

私の義理両親の友達もニワトリを買っており、
「朝シメたものだからおいしいわよ」と鶏を丸ごと(毛はとって)持ってきてくれます。

今でこそようやく慣れつつありますが、初めは衝撃でした。笑

そして義理の両親もそれを物ともせずに家庭用の包丁でどんどん捌いていきます。

イタリアでは、ニワトリはより身近なお肉で、普通に捌ける人が結構います。

ちなみにお肉やさんやスーパーで買ったチキンも一応「羽(毛)」をとって販売してくれていいますが、若干残っていることが結構あります。
そんな時は、家の火で炙ってから調理します。

豪快なイタリア

イタリアでのお肉は日本に比べて豪快な売り方、さばき方をされていることが多いように思えます。

また都会は少ないかもしれませんが、少し小さな町に入るとお肉やさんがその場で捌いて販売しているなんてことが日常です。
日本ではすでに切り分けられて「にわとり」を感じることが少ないですが、ここでは日々「にわとり」を感じることができます。笑

どちらにしても、ニワトリさんに感謝です。




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