ローマの郊外に住んでいるえりかです。
筆者は必ずローマに電車で行く際は、「テルミニ駅」に到着します。
ローマテルミニ(Roma Termini)駅とはローマの中心となるハブ駅です。
地下鉄メトロはもちろん、各地方からの電車や空港からの電車もここ「テルミニ」に到着します。
ローマに来たら誰もが必ず一度はこの駅に降り立つのではないでしょうか。
でも通過するだけでは勿体ない!
この近くも色々探検するべきスポットはたくさんです。
そこで今回は、「ローマテルミニ駅とその周辺エリアでの素敵なスポット」について紹介します。
※休館日や料金などは日々更新されるため、公式サイトを必ずチェックしてくださいね!
(当ページは2023年9月19日に更新しています)
テルミニ駅「周辺」とは?
テルミニ駅周辺のスポットのご紹介ですが、
その周辺メトロA線の2駅(ビットリア・エマヌエーレ駅/レプッブリカ駅)とB線の2駅(ポリニクリコ駅/ボローニャ駅)を含めてご案内します。
最寄りの駅別にご紹介していきます。
さて、どんなものがあるのかは下記の地図をご参考ください。
(詳しい道はgoogleマップをご参照ください)
「駅」だけではない!テルミニ駅(Termini)の見どころ
テルミニ(Termini)駅は、ローマの中心となる駅です。
地元の人はもちろん観光客も多くこの駅を利用するこの駅は、ただの「駅」ではなく、
地下、ホーム階、そして2階の3階からなる大きな商業施設のような機能も果たしています。
電車に乗るためだけではなく、食事やショッピングなども楽しめる場所となっているので、
いつもたくさんの人で賑わっています。
テルミニ駅構内ショッピングエリア
どこのフロアにも点在するお店の数々。有名ブランドから本屋さん、カバンから服まで多くのジャンルの店が入っています。またCOINという百貨店のような小さなモールも入っており多くのブランドが集まっておりショッピングにはとても便利です。雨の心配もなく、駅に降り立ったついでにショッピングができちゃいます。
テルミニ駅構内フードエリア
簡単な食事が楽しめるお店が多く点在しています。
フードコートのような場所から、カフェ・バール、他国籍の料理などが楽しめるエリアもあります。
レストランに行くよりカジュアルなので、小腹が空いた際や、少しお茶休憩なんかにも利用できるので大変便利です。
テルミニ駅の電車の発着を見下ろせるカフェエリア
2階にあるこのエリアはまだ新しいエリアです。
ホームを見下ろすことができる設計になっており、その周辺でいくつかのカフェがテーブルを広げています。
電車の案内板もあり、待ち時間の利用にも最適です。
またトイレもあり、長距離列車の乗車前の旅支度にも大変便利です。
<営業時間> バール・カフェなど 7:00-22:00 / ショッピング 8:00-22:00
※店によって多少前後する可能性があります。
→公式サイトはここをクリック
テルミニ駅のエリアの見どころ
ローマ国立博物館(パラッツォ宮)(Museo Nazionale Romano – Palazzo Massimo alle Terme)
ローマ市内4箇所に点在するローマ国立博物館。テルミニ駅バス停留所の前にあるこの美術館は古代ローマ時代の宝の宝庫です。ローマ美術を知るには欠かせないこの美術館は、彫刻、フレスコ画、モザイクとジャンルも豊富なため多くの人が楽しめること間違いなしです。
<住所> Largo di Villa Peretti, 2, 00185 Roma RM
<営業時間> 11:00-18:00(チケット売り場は17:00まで)
<休館日> 月曜日・12/25
<入館料> 8ユーロ(1箇所のみ)+ 2ユーロ (オンライン購入手数料)
2箇所以上のローマ国立博物館に入場できるチケットは12ユーロ
※2023年6/15~12/15は別途1ユーロかかります
(割引などが適用される場合などもあるため、下記のサイトより色々見てみてください)
→公式サイトはここをクリック
サンタ・マリアマッジョーレ教会(Basilica Papale di Santa Maria Maggiore)
ローマ4大バジリカの一つであるローマ様式の大聖堂。
日本語では「聖母マリア聖堂」という名で、”母なる教会”と”聖母マリアへを尊敬する”という2つの意味をもちます。教会内は豪華絢爛で多くの人を魅了します。ローマにきたら是非見学したい素晴らしい教会です。
<住所> Piazza di S. Maria Maggiore, 00100 Roma RM
<開放時間> 7:00-18:45 (年中無休)
<入場> 無料
→公式サイトはここをクリック
ヴェラーノ墓地 (Cimitero del Verano)
2000年ほど以上前からあるとされるこの墓地。
イタリアの詩人でローマの方言で初めて詩を読んだジュセッペ・ジュアキーノ・ベッリ、イタリア統一に貢献した軍人のジュセッペ・ガリバルディなど有名人やイタリアにとって大切な人が眠る場所です。
ヴェラーノという名は、ローマ人の富豪ヴィラーニという家族と土地だったことが由来です。
<住所> Via del Verano, 9, 00185 Roma RM
<営業時間> 4/1〜9/30→ 7:30〜19:00 10/1〜3/31→ 7:30〜18:00
<入場> 無料
→詳細は公式サイトを確認お願いします。
サンロレンツォ エリア (San Lorenzo)
古代の街並みと近代とが融合した地域です。
キリストの初めての殉教者の名前ロレンツォをつけた教会があることがこの地域の名前の由来です。
現在は、大学が近いこともあり多くの若者が集まるエリアで、夜は特に賑やかになります。
個人的にはここはもう、若すぎる。。
外でビール片手に若者が盛り上がっていて30過ぎた私にはちょっともうあわないかな。酔っ払いや変な人?もいるのでちょっと注意した方がいいところもあるので気をつけてくださいね!
レプッブリカ(共和国)駅エリアの見どころ
レプッブリカ(共和国)広場 (Piazza della Repubblica)
「ナイアディの噴水」を中心に広がるこのレップブリカ広場は豪華そのもの。元々はディオクレティアヌス帝の浴場跡にあった広場で、イタリア統一の1861年に現在のような姿になりました。昼と夜の景色、両方楽しみたいものです。
<場所> レプッブリカ駅(Repbblica)、地上に出て目の前
ローマ・オペラ座(Teatro dell’Opera)
起源は1880年に建設された「コスタンツィ劇場」で、幾度となく改修が行われ、1946年の王政から共和制へと変わった際に現在のこのオペラ座になりました。1600人を収容するこの劇場では日々たくさんの公演が行われ人々の娯楽の一つとして現在も親しまれています。
<住所> Piazza Beniamino Gigli, 00184 Roma RM
<営業日時> 公演に準ずる
→公式サイトはここをクリック
ローマ国立博物館(ディオクレティヌアスの浴場跡)(Museo Nazionale Romano, Terme di Diocleziano)
ローマ国立博物館の4つのうちの1つ。306年にローマ帝国皇帝ディオクレティヌアスが建設した公衆浴場の跡。約3000人が収容できる巨大な跡地はカラカラ遺跡より大きく、中には浴場跡の他、ミケランジェロの回廊や石碑などが多く展示されています。
<住所> Viale Enrico de Nicola, 78, 00185 Roma RM
<営業時間> 9:30〜19:00(チケット売り場は18:00まで)
<休館日> 月曜日
<入館料> 8ユーロ(1箇所のみ)+ 2ユーロ (オンライン購入手数料)
(2箇所以上のローマ国立博物館に入場できるチケットは12ユーロ)
※2023年6/15~12/15は別途1ユーロかかります
(割引などが適用される場合などもあるため、下記のサイトより色々見てみてください)
→公式サイトはここをクリック
ヴィットーリオ・エマヌエーレ駅エリアの見どころ
ヴィットリア・エマヌエーレ2世広場(Piazza Vittorio Emanuele II)
初代のイタリア国王の名前がつけられた広場は、同じような広場の中でも最大級の大きさとなっており、中には公園があり少し休憩がてらゆっくりと散歩するには最適なスポットなっています。
正直、あんまり見るところはないけど、前を通るならちょっとのぞいて見ては?という感じの場所です。
<住所> Piazza Vittorio Emanuele II, 1, 00185 Roma RM
年中無休・無料
マッジョーレ門 (Porta Maggiore)
古代ローマ時代に建てられた城壁で今でも大きな存在を放っているマッジョーレ門。ローマ時代は「プラエネスティーナ門」と呼ばれていました。元々は25年に水道橋を作った際の横断するためのアーチであったとされているもので、長い年月を経ても今もなおこのローマの地に留まっています。
ここからサンタ・マリア・マッジョーレ教会へもまっすぐ繋がっていることからこの名がついたと言われています。
<住所> Piazza di Porta Maggiore, 00182 Roma RM
少し足を伸ばして、ポリクリニコ駅とボローニャ駅の散策
テルミニ駅からメトロのB線に乗って、2駅目のポリクリニコ駅(Policlinico)・3駅目のボローな駅(Bologna)のこの場所は観光客の少ないエリアです。
閑静な住宅地をゆっくりと散策して、イタリア人の生の生活風景をのぞいてみるのもいいかもしれません。
このエリアで見ておきたいものをまとめます。
トルローニア公園(Villa Torlonia)
元々はローマの貴族トルローニア家が所有していたこの場所ですが、現在は公園として一般公開されており、近所の人々がゆっくり散歩をしたり、ジョギングをしたりと憩いの場となっています。また敷地内には、ムッソリーニが住んでいたノービル館(Casino Nobile)やフクロウ邸と呼ばれるチヴェッティ館(Casino delleCivette)など一風変わったイタリアを見ることが可能です。パニーノを持ってピクニックするものいいですね。
<住所> Via Nomentana, 70, 00161 Roma RM
<営業時間> 9:00-19:00 (12/24・12/31 14:00まで/ 1/1 11:00~19:30) 公園はいつでも開放されています。
<休館日> 12/25・5/1
<入館料> 9.5ユーロ ノービル館(単体7.5ユーロ) + チヴェッティ館(単体6ユーロ)のセットチケットの場合)
※チケットの種類がたくさんあり、内容によって料金が異るため、詳しくは下記のサイトをご覧ください。
→公式サイトはここをクリック
コッペデ地区 (Coppedè)
フィレンツェの建築家ジーノ・コッペデが建築群で、特異な風景が広がるエリアがです。元々は高級官僚のために作られた界隈。
周りのエリアとは明らかに違う建築スタイルに驚く人も少なくありません。まるで映画の世界のようなそんな気持ちになります。まだあまりガイドブックにも載っていない場所を、見てみてください。
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通過するだけじゃなくて楽しんでみよう!
私もよくテルミニ駅周辺は通りますが、じっくりと歩くというようりはいつも通過するだけのことが多くなってしまいます。
でもローマはガイドブックに載っていない場所でも、不意に歴史を感じる建物が現れたりと発見が多い街です。
せっかくなので、少し立ち止まって見て歩くのも楽しいと思います!
それぞれのスポットは順次書いていきます。
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