詳しくはないですが、音楽が好きな えりか です!
今回はそんな筆者でも「この人の作る音楽はすごすぎる!」と感銘を受けた音楽を生み出した、「イタリア人音楽家エンニオ・モリコーネ(Ennio Morricone)さんの音楽」について紹介します。
残念ながら2020年7月6日に大腿骨骨折の合併症にて病院でお亡くなりった(享年91歳)のですが、今でも人々の心に残る映画の挿入歌など今でも生き続ける彼の作品や関連映画について紹介していきます。
「聞いたことある」「タイトルは知らなかったけど何度も聞いたことがある曲」そんな知らず知らずにも彼の音楽に魅了されていた人も少なくないはずです。
知っている曲はいくつありますか?
一緒に見ていきましょう♪
芸術にあふれた人生とは
1928年11月10日に父は音楽家、母は繊維産業を営む家庭に生まれました。
初めての作曲は6歳の頃にトランペットで作ったとされています。
大学ではクラシック音楽を勉強し、その後テレビやラジオの番組で働くようになりました。
1950年ごろから映画音楽の仕事をするようになり、初めての映画作品は『ファシスト(Il Federale)』がデビュー作だと言われています。
その後、数々の賞を受賞し映画音楽だけでなくポール・アンカやミナなどのアーティストへも楽曲を提供するなど幅広く活躍した人物です。
90歳まで現役でステージに立ち続けた彼が手がけた映画やテレビの主題歌は500曲以上、オリジナル曲も100曲を超えるほど!
きっと知らずうちに彼の音楽を口ずさんでいる人も多いはずです。
ちなみに筆者はポール・アンカーが密かに好きです!(父の影響)
映画音楽
映画を見る上で音楽は非常に重要です。
この音楽を聴くだけでその映画のシーンを思い描けるなど大変大きな影響があります。
そんな映画音楽で活躍したエンニオ・モリコーネさんの音楽とその映画について詳しく紹介してきます。
ニュー・シネマ・パラダイス (Nuovo Cinema Paradiso)-1988年
この映画を見たことある人は多いはず!
映画の中で流れる音楽が非常に有名で、この曲を聞いただけで心が温まるりやさしい気持ちになります。
この映画でエンニオ・モリコーネが手がけた音楽は2曲。
ニュー・シネマ・パラダイス (Nuovo Cinema Paradiso)
愛のテーマ (Love theme)
マッダレーナ(Maddalena) -1971年
この映画はあまり知られていないと思いますが、この映画の音楽をきっかけにより有名になったとされる大事な作品。
彼の一番愛したとされる『Chi mai』という曲ももこの映画の音楽です。
コメ マッダレーナ( Come Maddalena)
キ・マイ(Chi mai)
『荒野の用心棒』・『夕陽のガンマン』・『続・夕陽のガンマン』の3部作
1960年代の映画でクリントン・イーストウッド主演で、
セルジオ・レオーネ監督のマカロニ・ウエスタンの3部作にも彼の音楽は欠かせません。
さすらいの口笛(Titoli)-『荒野の用心棒』-1964年
夕陽のガンマン-『夕陽のガンマン』-1965年
The Good, The Bad and The Ugly-『続・夕陽のガンマン』-1966年
The Hateful Eight(ヘイトフル・エイト)-2015年
クエンティン・タランティーノ監督の『ヘイトフル・エイト』での音楽で、
彼自身初のアカデミー賞作曲賞を受賞しました。
L’ultima diligenza di Red Rock
海上のピアニスト(La leggenda del pianista sull’oceano) -1998年
こちらもゴールデングローブ賞など受賞した人気映画。
この中でもエンニオ・モリコーネの音楽は活きています。
ちなみにこの映画は2020年に4Kデジタル修復版が発売されています。
愛を奏でて(Playing Love)
ポップ・ミュージック
映画音楽でだけではなく、アーティストにも多く楽曲を提供していたエンリオ・モリコーネ。
中でもイタリアでも大人気、
現在でもよく耳にするMina(ミナ)というアーティストの曲をご紹介します。
筆者は語学学校でこの曲を教えてもらい、
今でもたまに口ずさむほどなぜか頭に残る、気持ちのよい音楽です。
(作詞は別の方です)
Se Telefonando -Mina
日本のNHK大河ドラマ「武蔵」にも!
2003年の1月から放送されていた
NHKの大河ドラマ「武蔵」にも楽曲を提供してくださってました。
モリコーネさんの音楽をもっと聞きたい人はCD・DVDもおすすめです!
●自身の代表作をオーケストラと演奏した音楽全17曲収録 (2000年)
●世界の有名アーティストと新たに収録した、全メドレー仕立て17曲収録 (2007年)
●音楽家・指揮官としての60周年記念アルバムで23曲収録されています。(2016年)
●モリコーネの半世紀を描いたドキュメンタリー映画 (2023年)
天才!エンニオ・モリコーネさんの音楽
世界中の映画界はもちろん多くのミュージックシーンに大きなすばらしい遺産を残してくれたエンニオ・モリコーネさん。
彼が生み出しだした音楽を聴くと、どこか優しく心に響くメロディーが頭に残りませす。
名曲がありすぎて、全てご紹介は仕切れませんでしたが、どれも魂のこもった音楽だということは素人の筆者でも感じるほどとても素敵な音楽です。
ぜひ、皆さんもご興味があればぜひ彼の音楽をお楽しみください。
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