チャオ〜イタリアの町を歩くことが大好きな えりか です!
ローマ郊外に住んでいる筆者は、日本から母が来た際に「ウッフィツィ美術館」に行きたいというリクエストを叶えるため、旦那くんと3人でフィレンツェ旅行へ行ってきました。
1泊2日という短い期間でしたが、フィレンツェはローマに比べこじんまりした町で動きやすく想像以上に色々な場所に行くことが出来ました。
今回は、実際に筆者らが周ったフィレンツェ旅、「1泊2日で行くフィレンツェ、見どころいっぱいモデルコース」を紹介します。
ローマからも1時間40分ほどで行ける大人気観光都市フィレンツェ、旅のアイデアの一つとしてぜひ参考にしてみてください!
- ローマからのアクセス
- 1日目の観光
- 9:30 頃 フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅に到着
- 10:30頃 シニョリーア広場(Piazza della Signoria)
- ヴェッキオ宮殿 (Palazzo Vecchio)チラッと見て通過
- 11:30頃 ヴェッキオ橋 (Ponte Vecchio)
- 12:00頃 ランチは「Trattoria Antico Fattore」
- 14:00頃 ホテルチェックイン【超おすすめ!】ホテル「NH Collection Firenze Porta Rossa 」
- 15:30頃 ドーム広場をぶらり (Piazza del Duomo)
- 16:20頃 最古の薬局「サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局」
- 17:10頃 ワインを楽しむ アペリティーボ「Enoteca Bellini」
- 19:40分頃 ディナーは「Trattoria Zà Zà」でトスカーナ料理
- 2日目の観光
- お土産
- 優先順位を考えて回ろう!
ローマからのアクセス
今回はローマからのアクセスについて紹介します。
日本から行く場合は、ローマのフィウミチーノ空港(別称:レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港)まで行き、そこからフィレンツェを下記の方法で選ぶのがお勧めです。
ミラノのマルペンサ空港より行くよりローマからの方が近いので、北イタリアを回る予定がない人はローマまでの航空券を手配するようにしましょう。
おすすめは電車!電車でフィレンツェへ行く
フィレンツェへは電車での移動が大変便利です。
本数も十分にあるため都合のよい時間を選ぶことができます。
電車でフィレンツェへ行く場合は、下記どちらかの鉄道会社を利用することになります。
所要時間はどちらの電車を利用しても1時間40分ほどです。
料金は、時期や時間によって変わるため、都度チェックする必要がありますが、片道大体は20ユーロから50ユーロほどで考えておきましょう。
●Trenitalia(トレンイタリア)・・・一部国営
●.Italo (イタロ)・・・一般企業
両方検索してみて、料金と時間の好みの方を予約しましょう。
ちなみに筆者はどちらかと言えばイタロ派です。
なぜならPrimo(プリモ)クラスではスナックや飲み物のサービスがあるから。
車で行く
車では高速道路を利用して約3時間の旅となります。
人数が多めの場合は、チケットを人数分購入するより車の方が安くつくこともあるので検討してみてもいいかと思います。
ただ、イタリアの交通事情などに詳しくない場合は、電車がおすすめです。
●Rentalcars.com ・・・多数のレンタカー会社を検索できます
●Hertz・・・世界最大級のレンタルカー会社
1日目の観光
フィレンツェにはたくさんの見どころがあり、実際にゆっくりとじっくり楽しむには1泊2日は十分だとは言えません。しかし、ポイントを絞ってであれば存分に楽しむことができます。
筆者も実際、思っていた以上に色々と見学・見学ができ満足でした。
では、筆者が実際に周った順番で詳しく紹介していきます。
9:30 頃 フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅に到着
フィレンツェの中心駅はフィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅 (Firenze S. Maria Novella)です。「フィレンツェ」とつく駅か複数あるため間違えないように注意して下車しましょう。
まずは、荷物をホテルに預けに、ホテルに向かいます。
※ホテルへチェックイン時間は基本14:00から15:00ごろからであることがほとんどのため、
荷物のみ預かってもらいます。
10:30頃 シニョリーア広場(Piazza della Signoria)
フィレンツェに来たらシニョリーア広場(Piazza della Signoria)は欠かせません。
メディチ家が住んできたヴェッキオ宮殿に面したこの広場には多くの彫刻作品があり、どれも迫力満載のものばかりです。
レプリカですが、ミケランジェロ作の「ダビデ像」やアンマナーティ作の「ネプチューンの噴水」もこの広場でみることができます。
ヴェッキオ宮殿 (Palazzo Vecchio)チラッと見て通過
13世紀から14世紀にかけてフィレンツェ共和国の政庁舎として作られたのがこのヴェッキオ宮殿です。この長い歴史の中では、ルネサンス期に大変栄えたメディチ家などの居住家だったこともあるほど、フィレンツェにおいてこの宮殿は大変意味のあるものです。
現在はフィレンツェ市庁舎として使用されていますが、一部は公開されており、今でも数多く残る芸術の数々を目にすることが可能です。
※この日は見どころの部屋がいくつか展示されていなかったので見学をやめました。
日によってお目当ての場所が展示されてない場合などもあるため、公式ホームページで事前にチェクしておくようにしましょう!
住所:Piazza della Signoria – 50122, Firenze
開館日:木曜日以外(9:00~19:00) 木曜日(9:00~14:00)
費用:12,50€
詳細は公式ホームページからご確認ください。
11:30頃 ヴェッキオ橋 (Ponte Vecchio)
日本語に訳すると「古い橋」のこのヴェッキオ橋は名前の通り、ローマ時代にかけられた橋で14世紀に再建されています。この橋には多くのジュエリー店が軒を並べており、指輪やブレスレット・ネックレスなどを中心にたくさんの金銀の宝石に出会うことができます。
何か思い出の一品を探してみるのもおすすめです!
12:00頃 ランチは「Trattoria Antico Fattore」
ランチはトスカーナ料理のレイストランでいただきました。
混雑時間を避け、開店と同時に入店させてもらいました。
店員さんも気さくで、美味しい料理を食べることができました。
住所:Via Lambertesca, 1/r Firenze 50100, 50125 Firenze FI
公式ホームページ
TripAdvisor
14:00頃 ホテルチェックイン【超おすすめ!】ホテル「NH Collection Firenze Porta Rossa 」
宿泊は「NH Collection Firenze Porta Rossa 」というホテルにて。
イタリアで最も古いホテルと位置付けられていて、13世紀の建物を改装し利用しているため所々にフレスコ画が残っており歴史の深みを感じるホテルです。内装はエレガントですが温かみのあるホテルでどのアングルも素敵でした。
ウェルカムサービスに感動!
チェックイン後お部屋に案内されしばらくすると、ウェルカムドリンクとお菓子を持ってきてくれました。お菓子はフィレンツェのお店のもので「どこで買える?」と探るほど美味しかったです。
こういう少しのサービスがたまらなく嬉しいですよね!
小さなスナックスペースがある
フロントの近くに小さなスペースがあり、いくつかの飲み物とビスケットなどが設置されていてホテル宿泊者はいつでも利用できるようになっているようです。
そこのビスケットがまたたまらなく美味しく、いくつか部屋に持って上がりゆっくりと食べることができるのも素敵なサービスです。
15:30頃 ドーム広場をぶらり (Piazza del Duomo)
ホテルでの荷解きをし小休憩をしてから再び出発です。
ンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂のある大きな広場でこちらもフィレンツェでは欠かせないスポットの一つです。予約が必要ですがクーポラに登ることも可能です。またその他にサン・ジョヴァンニ洗礼堂やジョットの鐘楼など欠かせない見学スポットが豊富な場所です。
ただ、筆者たちは今回の旅ではゆったりと回りたかったため、広場は通過したのみです。
住所:Piazza del Duomo, 50122 Firenze FI
開館時間:日によって異なるので、ホームページからカレンダーの日付を選んで確認してください。
費用:15ユーロ〜30ユーロ(見学できる施設の内容によって異なります。)
チケットの予約や内容はは公式ホームページをご確認ください。
16:20頃 最古の薬局「サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局」
サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局は、1221年にドミニコ会の修道士たちがハーブを育て、薬などの自然な治療薬を開発したことから始まった現存する最古の薬局です。コスメやパフュームなど化粧品などを販売しているのですが、何より内装がとても素敵です。昔の雰囲気も残しつつも可愛らしく女の子を虜にするのは間違えなし!
ただ、日本にも店舗ががるので荷物に余裕があるかはチェックして購入しよう!
1€が150円の場合、日本で購入してもイタリアで購入しても差はほとんどなさそうです。
ただ、種類などがイタリア本場の方が多いかとも思うので、事前に日本での料金と商品の有無をオンラインでチェックしておくといいと思います!
住所:Via della Scala, 16, 50123 Firenze FI
営業時間:9:30~20:00/20:30
イタリア公式サイト:https://eu.smnovella.com/it
日本公式サイト:https://jp.smnovella.com
17:10頃 ワインを楽しむ アペリティーボ「Enoteca Bellini」
フィレンツェ、トスカーナと言えば「ワイン」です!
せっかくワインで有名なトスカーナに来たのでばれば、美味しいワインを楽しみたい、ということで、エノテカへ行きました。サンタ・マリア・ノヴェッラ教会から徒歩5分ほどのところにある「Enoteca Bellini」にてワインとサラミやチーズなどの簡単な盛り合わせなどトスカーナの美味を楽しみました。
中心地にあるエノテカですが、価格も一般的なだけです。
またお店もこじんまりしていてゴタゴタしていないので、ゆっくりと過ごすことができました。
アペリティーボや夕食後に少しワインを、という方に大変おすすめです。
19:40分頃 ディナーは「Trattoria Zà Zà」でトスカーナ料理
夕食もフィレンツェの中心地、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂からも徒歩10分圏内にあるトスカーナ料理が楽しめるレストランへ行ってきました。
正直、かなり観光客向けのレストランです。
しかし、価格もリーズナブルで料理の種類も豊富、そして店内もこだわったアンティーク調でフィレンツェ観光にはおすすめのレストランです。
店内は大変広くテーブル数も多いですが人気店なので、事前に予約をしておくことをお勧めします。
2日目の観光
フィレンツェ2日目は夕方の電車でローマへ戻る予定です。
筆者たちはウフィツィ美術館に当てる時間を十分にとっため、あまり興味のない人は見どころと言われているいくつかの芸術作品を見て、他の場所を回ってみるといいと思います。
その場合はウフィツィ美術館は1時間〜1時間半弱ほどを見ておくといいでしょう。
10:00頃 ウフィツィ美術館
フィレンツェを選んだ最大の目的はこのウフィツィ美術館です。
ボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」や「春(プリマヴェーラ)」をはじめ様々な有名な絵画が集結しているウフィツィ美術館。見どころだけ抑える回り方もありますが、筆者たちはじーっくりと見学したいため、朝食後、すぐにウフィツィ美術館に向かい、3時間半ほど滞在しました。
ウフィツィ美術館へ行かれる際は予約をしておくと安心です。
※予約の際は、発行されるコードを持って本チケットに交換する必要があるため、
余裕を持って行動することをお勧めします。
住所:Piazzale degli Uffizi, 6, 50122 Firenze FI
開館日:火曜日〜日曜日 8:15~19:30
休館日:月曜日(いくつか除外日があります)・12/25
費用:26ユーロ
チケット予約や詳細は公式ホームページからご確認ください。
16:00頃 ローマ行き電車へ乗車
十分にウフィツィ美術館を堪能したあと、軽く昼食を済ませます。
電車までの時間はお土産を購入したりなど自由に時間を過ごしました。
17:30頃 ローマ到着でこのフィレンツェ1泊2日の旅は終了です♪
お疲れまでした!
お土産
フィレンツェに魅力にあふれたもので溢れています。
ワインやオリーブ、かわいいマーブル紙や革製品など本当に様々です。
今回は、筆者が実際にフィレンツェで出会って好きだったものをご紹介します。
老舗の紅茶「ラ・ヴィタ・デル・テ (La Via del Tè)」
フィレンツェの老舗紅茶店ラ・ヴィタ・デル・テ (La Via del Tè)。
滞在ホテルの朝食会場に設置されていたのがこの紅茶店を知ったきっかけです。
種類もかなり豊富で日本ではなかなか出会えないブレンドの紅茶を楽しむことができます。
お値段は少々高めですが、自分へのご褒美や大切な人へのお土産などにもぴったりです。
ちなみにこの写真のセットは12袋で21.5€です。
お店はフィレンツェに数店舗あるため、こちらからご確認ください。
公式ホームページ:https://www.laviadelte.com
日本でも購入可能な商品もあります!
気になる方はぜひチェクしてみてください♪
カントゥッチ 「レオナルド・フィレンツェ(Leonardo Firenze」
カントゥッチ(Cantucci)とはアーモンド風味の硬いビスケットで、イタリアを代表するお菓子の一つです。
ローマでもよく食べますが、トスカーナ地方の伝統菓子のため、フィレンツェのお土産としてはぴったりです。中でも筆者が食べてすごく美味しかったのが、「Leonardo Firenze」というお菓子屋さんのカントゥッチです。こちらもホテルで差し入れていただいたのですが、家族一同猛獣のようにがっつく程美味しかったので、ここでご紹介させてもらいます。
こちらも少々お高めですが、せっかくフィレンツェまで行くのであれば美味しく、クオリティーの高いものを!と思う人にはとてもお勧めです。
Leonardo Firenze公式ホームページ:https://leonardofirenze.it/pages/dove-trovarci-1
FirenzeにBoutiqueとベーカリーの2店舗があります。
徒歩15分ほどのところに2店舗あります。
どんなものか気になる人は、カントゥッチを一度食べてみてください。
なお筆者のようにクセなっても責任は取れませんので、あらかじめご了承ください。^^
優先順位を考えて回ろう!
1泊2日はやはり一瞬で終わります。短いです。
しかし見たいもの・やりたいことはたくさんあります。
当然のことですが、何を絶対外したくないか、何をメインにしたいか、ということをまず明確にすることが大切です。
フィレンツェは魅力たっぷりな都市で掘り下げればたくさん見どころはありますが、
見どころが街の中心地に集まっており非常に動きやすいという特徴があります。
ローマなどに比べ移動距離が短く済むため思ったよりたくさんの経験ができるはずです!
ぜひ、「こんな短い時間しか滞在できないから」とフィレンツェまで赴くことを断念せず、色々と楽しみたいことをピックアップしてみてください!
みなさんのフィレンツェ旅が楽しいものになりますように〜♪
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