チャオ、「イタリアの最も美しい村」巡りが大好きな えりか です!
イタリアは小さな可愛らしい町がたくさんあり、訪れるには一生では足りないぐらい。
筆者は大きな町ももちろん好きですが、それ以上にゆったりと時間が流れる小さな町が大好物です。
今回は、ローマと同じラツィオ州にある、「スビアーコのおすすめスポット、ローマからのアクセス方法」について紹介します。
ぜひ、興味のある人は足を運んでみてくださいね♪
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アクセス
ローマから約50キロほど離れたことろにあるスビアーコ(Subiaco)はあります。
車が一番便利です。
スビアーコにはやはり車が便利です。約1時間半ほどで到着します。
公共交通機関
車が便利ではありますが、公共交通機関でも簡単に行くことが可能です。
ローマ・テルミニ駅からは、メトロでB線の「Ponte mammolo駅」まで行きます。
そこから「Cotral」というバスに乗り換え「Subiaco Piazza falcone」まで。
約1時間半で到着します。
Cotralの時刻表の見方
Cotralの時刻表の見方を簡単に紹介しておきます。
筆者も執筆時、「あれ?」と一瞬思ったのでスムーズに検索できるように念のため詳しく下記に書いておきます。
Cotralの時刻表のページはこちらをクリックしてください。
下記のように、時刻表が出てくるので、下記を参考に他のバスなども探してみてくださいね!
見どころ
あまり大きな町ではありませんが、いくつか見所はあります。
スビアーコの守護神である聖ベネディクトが隠修生活を送ったこの町には、たくさんの聖ベネディクトに関係した場所があります。また、自然も豊かのためゆったりと過ごすことができるのが、スビアーコのいいところです。
では、どのような場所があるのかいくつか紹介していきます。
聖ベネディクト修道院 (Monastero di San Benedetto)
聖ベネディクト修道院はとても有名で、スビアーコに来たら訪れるべき場所です。
6世紀初期にこの場所で若きベネディクトが隠修生活を送っていました。
岸壁にあるこの修道院は、とても広く中にはフレスコ画やモザイク画、小さな聖堂などがありとても厳かな雰囲気です。
かなり昔からある場所をゆっくり見学でき、歴史に触れることのできるとても貴重な場所です。
Monastero di San Benedetto
住所:Via S. Benedetto, snc, 00028 Subiaco RM
見学可能時間:9:00~12:30/15:00~18:30 (4/1~11/1) 15:00~17:30 (11/2~3/31)
料金:無料
現在は個人で回ることはできず、ガイドさん同行となります。
詳細は最新情報は公式ホームページをご確認ください。
スコラスティカ修道院 (Abbazia territoriale di Subiaco)
スコラスティカ修道院はカトリック教会直属の修道院です。
15世紀には2人の修道士がここにイタリア初の印刷所を設立したことでも有名です。
2021年の時点では36人の修道士が生活している場所ですが、ガイドさんと共に見学ができます。
全ての部屋を見学することはできませんが、素晴らしい回廊や、歴史ある印刷物なども飾られていてまるで美術館に来ているような気持ちになれます。
Abbazia territoriale di Subiaco
住所:Piazzale Santa Scolastica, 1, 00028 Subiaco RM
見学可能時間:9:00~12:15/15:30~17:30(夏は18:30まで)
料金:無料
詳細は公式ホームページをご確認ください。
聖フランチェスコ橋 (Ponte di San Francesco)
スビアーコの町のシンボルでもあるのがこの、聖フランチェスコ橋です。
アニエーネ川にかけられた橋で造られたのは中世です。
保存状態も大変よく、今でも普通に渡ることができます。
絵に描いたようなうっとりとした世界に引き込まれそうなほど、とても素敵な橋です。
ぜひ、足を運んでみてください。
Ponte di San Francesco
住所:00028 Subiaco, Metropolitan City of Rome Capital
聖ベネディクトの池 (Laghetto di San Benedetto)
夏に行くとびっくりするほど、空気が澄んでいて気持ちのいい場所です。
車では入れないため、近くに停めて、徒歩で少し山の中に入っていきます。10~15分ほど歩いたら、マイナスイオンが充満した川沿いに辿り着き、とても美しため池を見ることができます。
夏でもこお辺りだけは本当に涼しく、天然のクーラーを楽しめます。
また、水着を持って行って遊泳をしている人もいましたが、川の水が本当に冷たいので、もし泳ぎたいと思っている人は水温をたのしかめてから入水するようにしましょう。
筆者は足をつけてバシャバシャしただけですが、あまりの冷たさに約1分ほどで断念しました。
暑ーい夏にはとってもぴったりな場所です。
ぜひ、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
食事
ここスビアーコはローマと同じラツィオ州ですが、ローマとは別の料理を食べることができます。
例えば、フェットチーネより幅が広いパスタ La SagnaやJu Pappaciuccu(読み方は自信がないので、書くのを控えておきます)という黒キャベツにとうもろこしの粉やパンなどと混ぜて作ったシンプルな料理です。ローマ郊外の別の町に住んでいる筆者もこのような料理は見たことがありません。ここスビアーコの特別な料理だということがわかります。
また、ドルチェはSubiachini(スビアキーニ)というアーモンド、卵白、蜂蜜、砂糖で作られたもので、クリスマスの時期などは特によく出回るようです。
この場所でしか食べれない、ご当地グルメを食べてみるといいですね!
特産物の情報や写真は下記のサイトを参考、引用させていただいています↓↓
レストラン
筆者が実際に行ったレストランを紹介します。
美味しいローカルフードが楽しめるようなレストランは選ぶようにしましょう!
レストラン名:Ristorante Origini Cibo e Vino Subiaco
上で紹介した聖フランチェスコ橋からとても近く、とても落ち着いた、温かみを感じるレストランです。
外はちょっと誰かのお家みたいな、お庭スペースもあって落ち着けるレストランです。
食べたものはどれもとても美味しかったです!
レストラン名:Ristorante Origini Cibo e Vino Subiaco
住所:Via della Pila, 14, 00028 Subiaco RM
営業日などの詳細は公式ホームページをご確認ください。
魅力いっぱいのスビアーコを堪能しよう!
あまり日本では有名ではありませんが、今回紹介したスビアーコ(スビアコ)はローマ周辺では結構名の知れた場所です。
また、キリスト教にちなんだ場所が多いため、キリスト教文化に興味がある人は必見です。
自然も多くゆったりとできる町で、ローマの忙しさやざわめきからも解き放たれる、そんな場所です。
もし、ローマ郊外にも足を運んで見たい人には大変おすすめです!
ぜひ、この記事を読んで、スビアーコに行ってみたい!と思っていただけると幸いです。
よい、イタリア散策を〜〜!
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